舞台挨拶の終了後、三宅選手にインタビューをさせてもらいました。

地元の映画、競輪選手の役、しかも主演。

こんなチャンス、欲しくてもなかなか手にできないですよね。

ありがたく受けさせてもらいました。

昨年の8月に撮影しました。

コロナの影響で大幅に遅れましたが公開を迎えられて、舞台挨拶も終えてホッとしています。

こんなに全国たくさんの劇場で上映されると思っていませんでした。

撮影ではセリフが細かく決まっているわけではなく、アドリブが多かったんです。

演技をする上で、逆にそれが良かったです笑

「物思いに耽る」など、表情を作る演技は難しかったですね。

手探りでしたが、「上手だった」と言ってもらえて嬉しかったです。

?「昭和デビューのタイトルホルダー」という設定について

※三宅選手は2008年のGⅠ「読売新聞社杯全日本選抜競輪」で優勝

設定は“僕と同じ”ですが、大島のキャラクターは僕と全然違います。

例えば、後輩を怒るシーンがありました。

そのシーンを見た人から「怒り慣れてる」と言われました笑

普段の僕は、後輩に全然怒らないです。

モットーは、「怒らない・イライラしない・人の悪口を言わない」ですから笑

?岡山県所属の選手も多数出演

「出たい」と言った選手に出てもらいました。

みんな出たがりなんでね笑

撮影も和気藹々とした雰囲気で進みました。

みんな、楽しそうだったでしょ？

僕が気に入っているシーンは、取り壊されている途中の、古い競輪場を見つめているところ。

このような形で、映像に残してもらえることが嬉しいです。

新しい競輪場になっても、思い出せるなって。

?読者にメッセージ

この映画を通じて競輪のことを知ってもらえたら嬉しいです。

生で見る競輪はスピード感がすごいし、ジャン前の静かな中で聞こえる自転車の音も芸術的ですよ。

競輪場は全国にたくさんあるので、ぜひ来てもらいたいです。

競輪の雰囲気や玉野市の美しい自然や街の魅力。

人の出会いや交流に、心温まる映画です。

「渚のバイセコー」、ぜひ映画館でご覧ください！

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