けいりんマルシェ研修生・太田理恵のケイリンぶるぶるvol.3

2020.03.07

 

「(寺崎)浩平ちゃんはめっちゃ強い」

 

理恵 117期の2人が(早期卒業制度で)デビューしましたけど、寺崎(浩平)選手は大学の先輩と聞きました。

 

植原 大学の1つ上の先輩です。
面識ですか?
ありますあります。
いつもLINEしてますし、毎日、一緒に練習やって寮も同じだったので。
浩平ちゃんはめっちゃ強いですね。
いつも優勝するから、すぐラインしてますよ(笑い)。
一緒に飯行こうって言っていて「今は伊豆にいるから、そっち方面で会おう」ってなってます。

 

理恵 今までは年上の選手が多かったと思うんですけど、これから年下の選手がどんどん増えてくることに対して心境はどうですか。

 

植原 自分はあまり、先輩、後輩感がないので。
先輩からは「後輩っぽくない」って思われていますし、後輩には友達のように見られがち(笑い)。
この世界だけじゃないですけど結局、年が上だからとかはあまり通用しない世界なんで。
新しい子たちが入ってきたらいろいろ聞いてみたいし、自分が思っていることも言って意見交換できると競輪そのもののレベルが上がるかなって。
今は競輪学校から(競輪選手)養成所に変わったので、練習の質の違いとかも聞いてみたいです。

 

 

 

同級生たちとの特別な関係

 

理恵 他の地区ですと宮本隼輔選手、あとは先ほどお話に出た清水選手と仲が良いそうですね。
高校時代から知っていたんですか。

 

植原 自分は高校の時はずっと弱くて、大会とかで会うことも無かった。
それに、大会の前はだいたい骨折していたんです。
落車や車にひかれたりして3年間で7ヵ所折ったぐらいで。
宮本(隼輔)は前からむちゃくちゃ仲良いですよ。
関東に来ればうちに泊まりにくるし、自分があっち(防府)に行く事もある。
裕友は選手になってから、宮本つながりの同級生です。
裕友って鼻に掛けてないでしょ(笑い)、だから強いのかな。
やっぱ怖くないんでしょうね、自信が持てているから。
競輪の目標は平原さんだけど、同年代の目標は裕友です。

 

 

 

 

バンクを体験してみよう

 

理恵 バンクの中に入るのは初めてなんです。
傾斜がすごいんですよね。
登ってもいいと言われた時のために今日はヒールじゃない靴で来たんです。
ヒールだと傷ついちゃいますから(笑い)。

 

植原 せっかくですしバンクの上の方まで登ってみてください。

 

理恵 (バンクの一番上に登り)うわー、こんな高いんですか。
実に見てみると本当にすごいんですね。

 

 

 

 

植原 太田さん、自転車に乗ってみますか?

 

理恵 えっ、いいんですか。
そもそも自転車に乗るのが久しぶりだし大丈夫かな…。

 

(実際に乗ってみる)すごい、すごい。
あっ、難しい、まっすぐ走れない…。
見てると簡単そうなんですけど…。

 

植原 行きたい方向に体を向けると、そっちに自転車が進んでいきますよ。

 

理恵 あっ、本当だ。
すごい…。
貴重な体験をさせてもらいました。

 

 

 

 

植原 自分、今まで自転車を作ったことがないんです。
最初は吉田昌司、今は新井秀明さんが、ビルダーさんに注文していて結局使わなかった物を僕が使っているんです。
でもこの前、初めて自分で自転車を注文しました(笑)。
こだわりがないっていうか、自分が自転車(の特性)に合わせてきたので。
コイツら(自転車)といつもケンカになるから、新しいのが来たらちゃんと挨拶をしておかないといけませんね(笑い)。

 

理恵 今日はたくさんのお話をありがとうございました。
それでは次へ参りましょう。

 

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