ガールズケイリンとは
ガールズケイリンとは
1949年から15年間開催されていた「女子競輪」が、
2012年7月に「ガールズケイリン」※として新たに生まれ変わりました。
男子競輪とは異なるルールや自転車を使用しています。
「ガールズケイリン」の世界をのぞいてみませんか?
アマチュアのエキシビションとして2008年から開催
ガールズケイリン選手
ガールズケイリンの選手は、男子と同様に日本競輪選手養成所で約10か月の厳しい訓練を経て、晴れて選手とデビューし、全員が「L級1班」に格付けされます。
2012年に第1期生33名で新しくはじまったガールズケイリンは、毎年20名前後の選手がデビューを飾っています。その経歴も様々で、自転車競技以外のプロスポーツから転向した選手をはじめ、教師、美容師、看護師、自衛官、アイドルという選手も。
様々なバックグラウンドを持った選手が全国の競輪場(一部除く)で同じコーナーを回り1着を目指します。
ユニフォーム
1番から車番ごとに色が決まっています。
レーサー(自転車)
カーボン製のフレームで車両は約7㎏。
約16~20kgもある一般車(例:ママチャリ)に比べるとかなり軽い!
ガールズケイリンのレース体系
ガールズグランプリに向けて闘う1年。 全てのレースがドラマチック!
ガールズケイリンのレースはGP、GI、FⅠ・FIIと4つのグレードに格付けされています。
12月29日に行われる、ガールズケイリングランプリ(通称:GGP)を頂点にドラマチックなレースが日々、展開されています。
高松宮記念杯競輪で行われる「【GⅠ】パールカップ」、オールガールズクラシックで行われる「【GⅠ】オールガールズクラシック」、朝日新聞社杯競輪祭で行われる「【GⅠ】競輪祭女子王座戦」。
上記3つの女子G1トーナメントの優勝者3名、世界選手権金メダル獲得者、賞金獲得上位者の計7名が、12月に行われるその年のナンバー1を決める「ガールズグランプリ」に出場します。
(各開催の選考基準はこちら )
“女子競輪“から
“ガールズケイリン“へ
新しくよみがえった、
競輪は、戦後から70年以上続いている日本発祥の競技です。 世界を見据えるガールズの自転車レース
かつて男子と共に15年間行われていた「女子競輪」は1964年に一度その幕を閉じました。
21世紀に入って女子競輪復活へ向けての動きが開始され、2008年からは全国の競輪場で実力のある女性アマチュア競技選手を
集めたエキシビションレースが開催されます。
その雄姿に多くのファンが声援を送り、ついに2012年「ガールズケイリン」として女子競輪が復活しました。
同年にロンドン五輪で「女子ケイリン」が正式種目となったことから「世界で活躍できる選手の強化」を掲げ、ガールズケイリンは
自転車競技の国際ルールに則った判定基準が採用されました。
自転車もカーボンフレームを使用するなど、男子競輪とは全く違うプロスポーツとして、ガールズケイリンは生まれ変わりました。