編集部が選んだ美人選手を紹介する「もっと知りたい♡麗しのガールズケイリン」
今回は、現在27歳の亀川史華(かめかわ・ふみか)選手にインタビューしました！

高校卒業後、美容師として働き、街中でのスカウトをきっかけにモデルとしても活動していた亀川選手。
元競輪選手の父とのサイクリングをキッカケに、自身もガールズケイリンの道を志したそうです。

おっとりした雰囲気をまとう裏には、一度決めたことをやり遂げる、芯の強さを感じる女性でした。

美容師、モデルを経た異色の経歴

―――高校卒業後は美容師として勤務

競輪選手になる前、美容師として働いていました。

美容師にずっとなりたかったんです。それに早く働いて自立したいと思っていました。
だから高校は、美容師免許と高校卒業の資格をとることができる、美容専門学校の高校併願コースに通いました。
卒業後は神戸の大手ヘアサロンにアシスタントとして勤めました。当時は年齢もいちばん下でしたし、仕事も忙しくて、メチャメチャつらかったです…。
毎朝7時に出勤して、22時過ぎに帰宅する生活でした。

美容師の仕事は、競輪学校に入学する直前の23歳まで続けていました。

―――スカウトを受けてモデルデビュー

20歳のとき街中でスカウトされて、モデル事務所に所属しました。
ウォーキングスクールに通ってから、徐々に仕事をもらえるようになりました。
なかでも、ウェディングモデルのお仕事が多かったです。
ドレスのファッションショーやホテルのブライダルフェアで模擬結婚式によく出演していました。
なので、今まで何度も結婚式で花嫁を経験しています(笑)

当時は美容師以外の仕事にも挑戦したかったので、ヘアサロンにはパートとして雇ってもらい、並行してモデルをやっていました。
大変でしたが貴重な経験ができましたし、とても楽しかったです。

―――競輪選手への転身

私の父は、競輪選手でした。(※亀川修一さん)
競輪については“父の職業”というだけで、競輪のレースも父が引退するときに初めてみたというくらい無知でした。
仕事や人間関係がうまくいかず気持ちが落ち込んでいた時期があって、父が「気分転換をしに行かないか」とサイクリングに誘ってくれたんです。
それが楽しくて気持ちがスッキリしましたし、自転車で走っている父の後ろ姿が、とてもカッコよくみえて「(競輪を)やってみたいな」って思ったんです。

それから「競輪選手になりたい！」と父に何度か相談したのですが、2ヶ月くらいはぜんぜん相手にしてもらえなくて(笑)
だから、自分で街道練習やウェイトトレーニングをしていたら、やっと練習に付き合ってもらえるようになりました。
しばらくして、タイム測定をしてもらいました。それが思いのほかいい記録だったので驚いていました。
それから本格的にサポートをしてくれるようになって、競輪学校は一回で合格できました。

※亀川修一さん
競輪選手として全日本新人王戦で優勝、自転車競技では世界選手権のスプリントに三年連続出場。
2007年に約30年の現役生活を終えた名選手。
 
 

“おひとりさま”を楽しむ休日

―――Bruno Marsが大好き

Bruno Marsの曲も本人も、カッコよくて大好きです！
レース開催中はいつも、BrunoMarsのPV集やライブDVDを持ってきて観ています。
いちばん好きな曲は「Just the Way You Are」で、好きなPVは「The Lazy Song」ですね。
「は〜、カッコいい〜」って、選手宿舎で観ている時間はとても癒されています(笑)

―――ひとり焼肉でリフレッシュ

休みの日は“おいしいもの”を食べに行くようにしています。
なんでもひとりで行くのが好きなんです(笑)
誰にも気を遣わないですし、リフレッシュになりますよ。
とくにお肉が好きなので、焼肉屋さんへ行くことが多いです。テーブルいっぱいになるくらいお肉をたくさん注文して黙々と食べているので、店員さんからビックリした顔をされますが、まったく気になりません(笑)

―――お客様に貢献したい

ひとつひとつのレースを大切に走って、お客様が買ってくれている車券に貢献して喜んでもらいたいです。

自分自身の目標は、もっとたくさんのレースで優勝すること、そして大きなレースにも出られるようになることです。これからも、頑張っていきます。

―――競輪初心者に見どころを教えてください！

選手がレースで戦う姿は、男女問わず迫力があって、とてもカッコいいと思います。
私は普段はのんびりしていますが(笑)レースで走っている姿に注目してみてください！

プライベートな一面も見てもらえると、より応援したくなる選手もたくさんいると思います。
ぜひ、いろんな選手を知ってもらえるとうれしいです！

次はどんな美人選手が登場するでしょうか？
お楽しみに！