No.052
Profile2020.08.19
- Mai Kajita 梶田 舞
- 生年月日 1987年01月26日
- 身長 157.3cm
- 登録地 埼玉県
- 期別 104期
- SNSアカウント twitter
Interviewインタビュー
編集部が選んだガールズ選手を紹介する「もっと知りたい♡麗しのガールズ」。
今回は現在33歳、ホームバンクは宇都宮競輪場の梶田舞(かじた・まい)選手にインタビューしました!
小学生の頃からオリンピック出場を夢見て、トライアスロンに打ち込んだ梶田選手。
大学卒業後もトライアスロンチームでオリンピックを目指していましたが、コーチのひとことがキッカケとなり自転車競技でオリンピックを目指すことに。
自転車競技のバンク練習をするため、競輪選手に志願しました。
『ガールズグランプリ』では2014年と2016年の2度優勝。
“24連勝”というガールズケイリン史上最多タイ記録の持ち主でもあります。
競輪と向き合うプロフェッショナルな姿、プライベートを語るおっとりした笑顔、どちらの魅力も溢れる選手でした。
すべてはオリンピックに出る夢を叶えるために
―――ロンドンオリンピックに出られる!?
小学生の頃からトライアスロンをやっていて、夢はずっと「オリンピックに出ること」でした。
中学は陸上部、高校では水泳部に入って、部活のあとにトライアスロンの練習をしていました。
日体大(日本体育大学)に進学してトライアスロン部に入ったのですが、オリンピックの強化指定選手になれなくて…。
1年ちょっとで退部しました。
その頃は気持ちもすさんでいて、苦しい時期でした…。
大学4年生になって、「やっぱりオリンピックに出たい」と思うようになったんです。
大学卒業後は就職をせずに、栃木のトライアスロンチームに入り直しました。
もともとバイク(自転車)が得意で、大学時代から「自転車競技をやってみたら?」と周囲から言われることもありました。
トライアスロンチームに入って2年経った頃、コーチから「自転車競技の方がオリンピックに出られる可能性があるんじゃない?」って言われて。
ちょうどロンドンオリンピックの2年前でした。
「いま自転車で良い記録が出たら、ロンドンオリンピックに出られるんじゃないかな!?」
そう思って、トラック種目をやろうと決めました。
いま考えると、すごく甘い考えなんですけど(笑)
知人をたどって宇都宮競輪場へ行ったら、バンク練習をさせてもらうためには師匠についてもらうことが必要で、元競輪選手の滝深一彦さんから坂本英一さん(選手)を紹介してもらいました。
坂本さんに弟子入りする条件が「ガールズケイリン選手になること」だったので、1週間後には競輪学校(現:日本競輪選手養成所)に願書を出しました。
その後、自転車競技トラック種目のナショナルチーム入りしましたが…
いい結果は残せず、ガールズケイリンに専念して、いまに至ります。
それまでの私の人生すべてが「オリンピックに出る夢を叶える」ことでした。
―――癒しは“けむちゃん”
4年前に知人が拾ってきて、私が面倒を見始めた“けむちゃん”です!
本名は“けむし”です(笑)
娘みたいな存在ですし、私の癒しです。
今では大切な家族です。
普段は“けむちゃん”もいますし、あまり外出はしません。
でもこの取材の話がきて、1年ぶりに私服を買いに行きました!!(笑)
そのとき、ディズニーストアに寄って、スティッチの人形を買ったり、久しぶりにのんびりお買い物ができて楽しかったです!
―――結婚は区切りがついてから
恋愛は追うより追われたい派です。
私を大切にしてくれる人がいいですね。
海が大好きなので、一緒にドライブへ行ったり、ダイビングも出来たら嬉しいです。
でも今はまだ、結婚願望がありません。
ガーズルケイリンに区切りがしっかりついた時に、できたらいいなって思っています!
ファンの応援が原動力
―――この仕事に出会えてよかった
(2014年・2016年に)2度グランプリを獲って、※連勝記録を残した時から「これ以上の走りはもうできないかも…」と悩み続けてきました。
※2016年11月16日〜2017年3月7日、ガールズケイリン史上最多タイの24連勝記録を樹立
ケガやレースのこと、練習への適応力など毎日悩みは尽きません。
でも今は、ファンの応援が原動力になっています。
アルテミス賞にも選んでもらって、本当に嬉しかったです。
ガールズケイリン選手にならなければ、こんなに応援される選手になることはできませんでした。
それが「この仕事に出会えて良かった」と一番思えることです。
―――読者に一言メッセージ
選手一人一人にはストーリーがあり、全てのレースにはドラマがあります。
SNSなどで「どんな選手なのか!?」を知って、レースを見てもらえたら、もっと親しんでいただけるような気がしますし、それが理想です。
私もTwitterを再開しました。
ガールズケイリンを、ぜひ応援してください!
次はどんなガールズ選手が登場するでしょうか?
お楽しみに!
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