編集部が選んだガールズ選手を紹介する「もっと知りたい♡麗しのガールズ」
今回は現在33歳、ホームバンクは函館競輪場の伊藤のぞみ（いとう・のぞみ）選手にインタビューしました！

北海道・函館市で生まれ育ち、高校卒業後は看護師として眼科に11年間勤務。

転機となったのはガールズケイリンのレースを見たこと。
同世代の選手たちの姿を見て、「魅力的」だと感じ、28歳で自転車の練習をスタート。

2度目で競輪学校（現：日本競輪選手養成所）に合格し、32歳でデビューを果たしました。

真っ白な美肌と、柔らかい雰囲気が癒し系の伊藤選手。
プロ並みのイラストも披露してくれました！

看護師からガールズケイリンへ

―――選手になるために退職

高校卒業後は看護師として、眼科に11年間勤務していました。
看護師になった理由は「安定しているから」。
家族から勧められたからです。

24歳の頃、競輪好きの友人に函館競輪場へ連れて行ってもらいました。
初めての競輪場でした。

それから2年後、今度はガールズケイリンが始まって、またレースを見に行くことになりました。
その時、同じくらいの年齢の選手が戦っている姿を見て、「魅力的だな」と思ったことをよく覚えています。

更に2年ほど経った28歳の頃、函館競輪場の「ホワイトガールズ」っていう、ガールズケイリンの選手育成プロジェクトの情報をFacebookで見たんです。

「やってみたいな〜」とコメントしたら、知人が薮下昌也さんを紹介してくれました。

自転車に乗ってみたら「意外とイケる！？」って感じで（笑）
仕事は続けながら、ホワイトガールズで本格的に練習させてもらうことになりました。

練習を始めて1年、競輪学校（現：日本競輪選手養成所）を受験して二次試験で不合格…
「一次は通ったし、諦めるのはもったいない」と思って。

あと1年頑張ってダメなら、選手を目指すことを諦めようと決めて、仕事を退職して自転車に集中しました。

翌年合格して、無事に選手になれました！

いまでも函館のレースを走るときは、元職場の同僚が応援に来てくれるんです。
本当に感謝しています。

恋愛は迷走中

―――プロ並みのイラスト

趣味は、絵を描くことです。
人物画や風景画、キャラクターのイラストを描くのが好きです。

伊藤選手「セーラームーン好きの知人に頼まれて描きました。中央のキャラクターは知人の“似顔絵”風です！」

函館競輪場のキャラクターの“りんりん”もよく描きます！

イラストを描くと、みんな「可愛い！」って喜んでくれるので嬉しいです！

―――内面の男らしい人

私自身がいつも強気なタイプで、内面が男らしいので（笑）
それを超える男らしい人が理想です。
でも、見た目は窪田正孝みたいな人が好きです（笑）

デートは、水族館に行きたいです！

30歳を超えたあたりから、恋愛の仕方がイマイチわからなくなってきました（笑）
LINEをどう返したら良いか悩んだりしています（笑）

若者に負けないように！

―――まずは予選で1着

いつも「優勝」を目指していますが、まずは「予選で1着を取ること」が目標です。
着実に成績を上げて、長く選手を続けたいです。

頑張った分だけ成績や賞金に反映される選手生活は、毎日が充実しています。

「若者に負けないように頑張ろう！」って思っています！

―――読者に一言メッセージ

「女の子なのにレースでは力強い」っていうギャップが、ガールズケイリンの面白さだと思います。

ガールズケイリンの車券は、男子のレースよりも当たりやすいかもしれないですね。

私は、“穴”をあけられるように頑張ります！（笑）

次はどんなガールズ選手が登場するでしょうか？

お楽しみに！