飲んべえモデル村田倫子とギャンブル酒場 vol.1「川崎競輪場」
2018.07.10

予算も残りわずか。さて、ラストは何でシメようかしらと散策していると店先に並ばれたテーブルに大きな鍋。フライがごろんと並ぶお店を発見! 離れの窓口には細巻きもずらり。


そんな光景に引き寄せられて向かったお店は「三岩」。本日まだ揚げ物はたべてない。よし、ここにしよう。

「味自慢フライ 1本120円」の赤字が眩しく食欲を刺激します。
あじ、いか、くじら、ポテト、串カツ。くじらのフライとは珍しいですね。しかも100本限定と聞けば、頼まずにはいられません。
その場で自分の好きなようにソースに浸し、お皿へ。

あともう1品は、にぎりをオーダー。なんと、三貫で200円なのです!!!
なんだかもう、今日はこんな調子で数字が並んでいるからよくわからなくなってきました……(笑)。
おかげさまでお寿司にはジャポーン酒!!! と、「生原酒 350円」を嗜む余裕も。

うんうん。いけてるラインナップ。
くじらの身は柔らかく、噛みしめるたびに旨味がぐんぐん押し寄せる。懐かしさも一緒になって滲み出るので幸せとノスタルジーな余韻に、日本酒を伸ばす手もよいペースに。

マグロと海老が身を寄せるにぎり。しっかりと海の香りを感じる味。
この人気者たちを囲いながら 200円でここまで楽しませてくれるお店の愛も相まってこれまた日本酒が美味しい。

あぁ!!! わたしは今日禁断の味を知ってしまった。
この地にこんな魅惑のエンターテイメントが潜んでいたなんて。もっと早く教え欲しかったよ、大人たちよ……。
競輪場知識レベルがスライム級の私がまず驚いたのが、入場料が100円だったこと。(しかも今日はレースがない場外発売時※だったので、無料で入れました。)
※場外発売とは:他の競輪場で行われているレースの車券を発売すること

この食の遊園地にタダ同然で入場できるのです。
もちろん、大本命の競輪のレースも観れるし、チケット片手に、ハラハラドキドキを楽しむのも良し。

楽しい、美味しい、安い、お得、素敵な羅列しか並びません。穴場のテーマパークじゃないですか、競輪場!
会場ごとに雰囲気や、マルシェのメニューも様々。その土地の色が出てるらしいのでほかの競輪場にも行きたい欲がもうすでに溢れています。
競輪グルメおそるべし。
すっかり味をしめてしまった。

川崎競輪場で使用した金額2,020円。
村田倫子的№1グルメは、鐘じゃん酒場 ゲン担ぎ!! の「もつ煮込み」
定番だからこそ、お店の個性が光るもつ煮。このお店の、キムチから滲み出た辛味と旨味の溶け合いにきゅんときました。そして350円というコストパフォーマンスの高さも選ばせていただいた理由です♡

村田倫子(むらた・りんこ)
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