飲んべえモデル村田倫子とギャンブル酒場 vol.8「宇都宮競輪場」

2019.03.28

やってきました。宇都宮。

実はこの地を踏みしめるのは2回目。

前回はけいりんマルシェのサイクリング企画で 満喫した宇都宮。

そのサイクリングのゴールとして来たのが、ここ宇都宮競輪場。

まわりは自然いっぱいで、とてもよいロケーションなのです。

今回は競輪場内のグルメを楽しみに、リピート宇都宮の巻でございます。

 

本日も場外レースなので、入場無料。

悠々とゲートをくぐれるこのシステム。毎回ちょっぴり得した気分になります。

レース観戦に熱狂するフロアを横目に 目指すはお腹を満たしてくれる場所。

少し周遊していると、香ばしい香りと共に、 なにやらおじちゃんたちが賑わう一角が。

サインもたくさんありますね……人気店のようです。

店先のメニューをのぞくと、 ラーメン、蕎麦、うどん、カレー、丼、定食……と、まるで食のテーマパーク。

胃袋の欲求をスマートに叶える、ぬかりなしのラインナップです。

これだけ多いと、セレクトに悩みますが 常連さんに大人気、そして私の大好物「もつ煮 470円」はマストチョイス。

あとは、「ハンバーグオムレツ定食 370円」が気になって仕方ないけれど 店主のおすすめ「チャーシュー目玉丼 370円」にしましょう。(推しに弱い)

しかし、丼物でこのお値段は某有名チェーン店に引けを取らない安さ。

競輪グルメのこういう心意気が、私は好きです。

大鍋から豪快によそられたもつ煮。

あれ?

具は、もつオンリー! 潔い。かっこいいぞ、宇都宮競輪場のもつ煮。手形サイズのお椀にこんもり盛られたその姿は、なかなかの迫力。

ここにお好みでトッピングを。豪快にネギをのせて、常連さんのスタイルを横目で参考に、お新香で色合いを。

うん、かわいらしくなりました。

続けてカウンターにやってきた丼さん。

チャーシューの上には大きく照り輝く目玉焼き。荒々しくかかるソースは、なんと醤油ラーメンのタレの原液。

このコンボ達。ご飯と最高の友人になる予感しかしません。

かなり豪華なプレートになりました。
これにドリンク「甘酒 160円」をつけても千円ばかりとは素晴らしいコストパフォーマンス です。

さっそくもつ煮の山を崩してゆきましょう。お椀をぎっしりと埋めるモツとシャバっとしたタレ。

あ、なんだか最近食べたもつ煮とはどこか違う優しい旨味。

ここのモツは醤油ベースなんです。 味噌ベースを食べる機会が多かったからか、醤油も最高だな……と もつ煮の新たな表情にどきり。愛がよりいっそう深まります。

ご飯が進むしっかりとした軸があるのに、すっと舌先にとけるくどくない風味は 醤油の香りと煮込みの絶妙な加減。 あんなに山盛りだったのに、これはすぐにでもふもとが見えそうです。

あまりにも惚れ込んでメロメロになってもご安心を。

もつ煮はテイクアウトサービスがあるので、我が家の屋根の下でも、存分に愛でることがで きますよ。

お父さんは家族のお土産に、ひょいと包んだら きっと株があがることでしょう。

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