飲んべえモデル村田倫子とギャンブル酒場 vol.13「立川競輪場」
2019.12.14

ボリューミーで、栄養のあるものを、手に取りやすい価格で……。
「この地でずっと育ってきたからこそ、ここのお客さんが好きなんだ」。
そう語るオーナーの溢れる愛からこのお店のメニューは増え続け、高クオリティ、低価格で私たちの手元に渡る。お客さん想いのお店。

看板メニューの「ピザ 250円」と、「FRANCO」の人気メニュー、「ホルモン 黒 150円」をいただこう。

ホルモンは黒(牛の肺、フワ)と白から選べる。個人的に好みのフワはその名の通り、ふわっとした食感がたまらない。

店内の窯で焼かれたピザは、チーズがふんだんにのったアメリカンスタイル。
手ごねしたもちもちの生地に、濃厚なチーズ……。
競輪場でこんな本格ピザを食べられるなんて、本当に最高のフードパークだ。(しかも安いのよ)
さて、お腹もよい具合に整ってきた。
最後の〆を探していると、ぴったりのお店を発見。

全国のふくろ麺を楽しめるラーメン屋、「468(ヨーロッパ)」
“全国ご当地らーめん専門店”、はじめましてのカテゴリー。
立川の競輪グルメはアミューズメント要素が高い。

まず、入り口にかかっているラーメンカードの中から、お気に入りを探す。
全国各地、定番からちょっと風変わりなものまで……。なかなかユニークな品揃え。

カードの裏には、ていねいな解説が記載されていてほっこり。
どうやら、テイクアウトもできるらしい。
でもせっかくなので、店内でラーメン屋さんが湯がいた麺でふくろ麺の本気を味わいたい。

本日の〆のお供は、鮮明な赤が目に留まった、福岡のトマトラーメンに決定。

さてどんな具合に仕上がるのか。

プロの手によって最高の状態に仕上げられたふくろ麺。
立ち昇る湯気の中、チャーシューとメンマ、ネギの薬味のトッピングも。

絶妙な麺のコシ、つるつるとご機嫌に喉を通って私の目尻は下がる。
自宅でも調理できるふくろ麺だが、ラーメン屋さんの手にかかると見違えるほど本格的な仕上がりなるよね……。
侮っていたよ、ふくろ麺。

気になるトマトラーメンのスープは、濃厚な味わいとトマトのフレッシュな酸味がラーメンにぴったり。後味がスッキリとしているので、するすると胃の中に落ちていく。
これは見た目以上の攻撃力だ。

今までの競輪グルメでは、あまり巡り合わなかったレアグルメが揃う立川競輪場。
定番から、イタリアン、ラーメン…フードコート並みのラインナップが目白押しだ。
都心からのアクセスもいいし、また楽しみにさくっと来よう。
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