古性選手と接点を持てたことが転機になった 後藤大輝選手(福岡・121期)

2025.11.26

男女合わせて約2,400名いる競輪選手には、さまざまな経歴や趣味を持った選手がいます。『推すスメ!選手インタビュー』では選手個々のプロフィールを、インタビューを通してひもといていきます。

 

今回は福岡県・121期、現在24歳の後藤大輝選手にインタビューしました。

中学3年生の夏に初めてバンクで自転車に乗り、だんだんと自転車競技の魅力にハマっていったそうです。

高校に入学するまでの半年間で「将来は競輪選手になりたい」と思うようになった後藤選手。インターハイでは、チームパーシュートで2位になりました。

デビュー翌年の2023年にS級2班へ特別昇級。“先行力”の光るレースで名を上げ、今年4月にはS級初優勝を達成しました。S 級の中でも年間トップの“逃げ”回数を誇る若手の注目選手です。

憧れは古性優作選手。今では共に練習をする機会もあり、多大な影響を受けているそうです。

後藤選手は笑顔の絶えない明るい性格で、競輪場ではたくさんの選手から声を掛けられる愛されキャラ。

プライベートの過ごし方についても聞いてみました!

 

 

 

花梨ちゃんと佳耶さん

いろんなアーティストのライブに行くのが好きです。

『YOASOBI』、『SEKAI NO OWARI』、『[Alexandros]』、『Creepy Nuts』がめちゃくちゃ良かったです。

会場へ行って生の歌声や演奏を聞くと、すごく元気をもらえます!

 

ガールズケイリンの(大久保)花梨ちゃん(橋本)佳耶さんには、ずっと仲良くしてもらっているんです。

普段から3人でゴハンへ行ったり、夏にはフェスに行ったりもします。

僕がアマチュアだった頃、早朝練習に付き合ってくれたり、つらい時期を支えてくれました。2人のおかげで(日本競輪選手)養成所に合格できたと思うので、本当に感謝しています。

2人とも、とにかく明るくて、一緒にいると元気をもらえますし、本当に楽しいです!

僕も自分が持っている明るさを全部出せる感じで、自然とポジティブになれます。

 

写真左から大久保花梨選手、橋本佳耶選手、後藤選手

 

 

転機は古性さん

(福岡県)久留米市出身です。父が競輪の大ファンで、家には荒井(崇博)さんや大塚(健一郎)さん、(佐藤)慎太郎さんに抱っこしてもらっている幼い僕の写真があります!

荒井さんとは最近よくレースで連携させてもらっていますし、すごく感動しました。その写真は僕の宝物です!

 

写真左上が大塚健一郎選手、左下が佐藤慎太郎選手、右が荒井崇博選手

 

小学生の頃はラグビー、中学では陸上をやっていました。中学3年の夏、久留米競輪場に祐誠(ゆうせい)高校・自転車競技部の練習を見学しに行ったんです。

そこで初めてバンクを自転車で走らせてもらい、最初は怖かったですが、楽しくなってくると自転車競技をやってみたいなと思うようになりました。

その後も高校生と一緒に練習へ参加させてもらえることになり、高校に入学するまでの半年間で「将来は競輪選手になりたい」という目標ができました。

でも、(日本競輪選手)養成所の受験は高校3年の時とその翌年の2年連続で落ちてしまって…。これが最後だと思って受けた3回目で合格できました。

 

 

デビュー後は17連勝できましたが、“特別昇級”を決める最後のレースで負けてしまい、デビューの翌年、これも3回目でS級2班に“特別昇級”できました。

時間は掛かりましたが、A級の時に積極的なレースを続けたことで、土台を作ることができたと思います。

※デビュー時のA級3班から3開催連続で完全優勝(9回連続1着)すると、A級2班に特別昇班できる。さらにA級2班(またはA級1班)で3開催連続で完全優勝ができればS級へ特別昇級できる制度。

 

S級初戦は地元記念(GⅢ)だったのですが、検車場の雰囲気がこれまでと全然違って圧倒されたことを覚えています。

レースのペースもA級とは違い、周りの選手が強すぎてびっくりしましたが、なんとか準決勝に進むことができたので自信にもなりました。

 

転機になったのは、古性(優作)さんと接点を持てたことです。

初めて出場した『オールスター競輪(GⅠ)』で、古性さんから自転車のフォームをほめてもらったんです!

古性さんは雲の上の存在だったので、話しかけてもらった時は“ど緊張”でしたね(笑)。

開催中にいろいろとお話をさせていただく中で「合宿においでよ」と誘ってくれたんです。

その翌月には岸和田に1週間ほどお邪魔して、古性さんや南修二さんなど、大阪の方々と一緒に練習させてもらいました。

岸和田には、今でも定期的に行かせてもらっています。

 

 

今年の『ウィナーズカップ(GⅡ)』で、古性さんから「大ちゃんは負けた時の悔しさが表情に出ていないよね。“仕方ない”って感じに見える。もっと感情を出してもいいんじゃない?」と指摘されました。

そんなことを人から言われたのは初めてだったので、ビックリしましたし、自分では全然気づいていませんでした。

僕は“先行”で頑張っているので、“捲られる”とすごく悔しいのですが、古性さんの言うとおりで変に明るく振る舞っているということに気づいたんです。それからは、悔しさを全面に出すことを意識するようになりました。

地区も年代も違う僕に、多くの学びを与えてくれる古性さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

 

今年はファン投票で45位になれました。「お客さんはしっかり見てくれているんだな」と感じて、すごくうれしかったです。

来年の目標は、年間全てのGⅠに正選手として出られる選手になること。そこからが、僕のスタート地点です!

先行でカッコいいところを見せて、お客さんに喜んでもらえるように、これからも頑張ります!

 

 

プライベートQ&A

Q:性格

A:穏やかだと言われます。競輪場へ行くと、いろんな選手からめっちゃ絡まれます(笑)。

 

Q:愛車

A:レクサスのSUVと、軽自動車と、最近トヨタの『ランドクルーザー“300”』を買いました。でも、軽自動車ばかり乗っていますね。

本当はベンツの『ゲレンデ(Gクラス)』が欲しかったんですが、なかなか手に入らない“ランクル”が買えると聞いて、レクサスを売らずに思わず買ってしまいました。

結婚もしていないし、3台もいらないのに、自分でもアホだなと思います(笑)。

 

Q:最近ハマっていること

A:Netflixで韓国ドラマを見ています。

よく見るのは、恋愛系です(笑)。ドラマで青春を味わっています!

 

Q:今欲しいもの

A:財布と携帯が入るくらいの大きさの、斜めがけの小さいバッグが欲しいです!

 

Q:美容へのこだわり

A:スキンケアは割とこだわっています。

愛用しているのは、コスメデコルテの『リポソーム アドバンスト リペアセラム』。最近、カネボウの『クリーム イン ナイトⅡ』を買って、寝る前に丁寧に塗っています(笑)。

 

Q:尊敬する人

A:憧れであり、目標でもある古性優作さん。

競輪に向き合う姿勢も、レースでの姿もカッコ良すぎて、「そりゃ何回もグランプリを取れるわ!」って思います!

 

 

 

後藤大輝 Daiki Goto

 

2001年3月25日生まれ、福岡県久留米市出身

身長169.4cm、登録地は福岡県

 

2018年 インターハイ チームパーシュート2位

2022年 121期としてデビュー

2023年 S級2班に特別昇級

2024年『ヤンググランプリ(GⅡ)』出場

2025年 100勝、S級初優勝を達成

 

■詳しいプロフィールと出走情報はコチラ

 

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