28歳からガールズケイリンへ。 話が違うよ、慎太郎さん! 比嘉真梨代選手(沖縄・114期)

2026.03.25

男女合わせて約2,400名いる競輪選手には、さまざまな経歴や趣味を持った選手がいます。『推すスメ!選手インタビュー』では選手個々のプロフィールを、インタビューを通してひもといていきます。

 

今回は沖縄・114期、現在37歳の比嘉真梨代(ひが まりよ)選手にインタビューしました。

沖縄県うるま市出身。学生時代は走り幅跳びと走り高跳び選手で南九州大会では両種目で2冠。インターハイにも出場しました。大学卒業後は東京で就職。都会に疲れて、沖縄に戻ってきてからは(国立)琉球大学の職員として働いていました。

同じジムだった佐藤慎太郎選手から聞いた競輪の話に興味を持ち、大好きなスポーツを職業にできるならと挑戦を決意。2018年に沖縄県初のガールズケイリン選手としてデビューしました。

2021年に初優勝を達成。現在はレースの流れに柔軟に対応する走りで、車券への貢献を目指しています。

おおらかで自然体の比嘉選手。愛犬のガーディは、偶然にも「おきなわ応援ポケモン」と同じ名前。欲しいバイクのことなども話してくれました。

 

 

東京の生活は大変でした

オフの日は地元の友達とワイワイしながら過ごすのが大好きです!

小学校からの幼なじみや高校のときの友達と過ごすことが多いですね。みんな、家族ぐるみで仲が良くて、しょっちゅう集まっています。気兼ねが無さすぎて、いまだにケンカもよくするんですよ(笑)。

 

 

私はバイクが好きで、今は“ハーレー”が欲しいです!カワサキの『Ninja』など、これまでは前傾姿勢で乗るスポーツタイプのバイクばかりでした。

父もバイクが好きで、一緒にツーリングに行くこともあります。家には父のバイクが6台あるんです。私のバイクも父が整備してくれるので、助かっています!

 

 

最近、ゴールデン・レトリバーを飼い始めました!名前はガーディです。ポケモンの『ガーディ』に似ていて、ガーディみたいに強くなってほしいという思いを込めました。

まだ生まれて半年ですが、めっちゃ大きいです。一緒に海へ行って砂浜で遊んだりもします。ガーディと遊ぶことが一番の楽しみです!

 

 

中学から陸上をやっていて、走り幅跳びや走り高跳びが専門でした。高校の時はインターハイにも出場しました。

大学もスポーツ推薦で進学したのですが、「スポーツばかりやっていたら将来ヤバい」と思って。情報処理と観光学の勉強をしていました。

大学卒業後は一度沖縄から出てみたかったこともあり、東京の自動車ディーラーの営業職をやっていたんです。電車も歩くのも苦手だし、駐車場代はビックリするくらい高いし、東京での生活は大変でしたね。

1年くらいで沖縄に戻って、琉球大学の職員として働くようになりました。

 

 

28歳からの挑戦

通っていたジムに(佐藤)慎太郎さんがいて、ある時、競輪について話を聞いてみたんです。

そしたら「競輪選手なんて楽勝だよ!」「午前中に3本“もがいて”終わり!」と言っていたので、「えー!超楽ちんじゃん!」と思って、やってみたくなりました(笑)。

※全力で走ること

陸上選手として食べていける選手は一握り。「まさかスポーツで生活ができる職業があるなんて…」

私はスポーツをするのが大好きなので、ガールズケイリン選手という職業がすごく魅力的に感じたんです。

当時はすでに28歳。「迷っている時間はない!この仕事は今しかできない!!」という思いで、挑戦を決意しました。

 

毎朝のジョギング、仕事終わりにジムでパワーマックスとウエイトトレーニングを続けていました。実際は想像よりもはるかに練習量が多かったので「話が違うよ、慎太郎さん!」と思いましたね(笑)

 

 

デビューした頃は、レースをどう走っていいか全く分からず、ただ流れに乗って周回していた感じでした。

3年経った2021年9月に初優勝。ゴール直前で(山原)さくらを“差す”ことができて自分でもビックリしたことを覚えています。

2回目の優勝は2024年です。逃げ切っての1着だったので、1回目とは違う驚きと喜びがありました。

 

一昨年から落車や体調不良などが重なり、自転車ともうまくかみ合わず、もどかしい時期を過ごしています。

でも、どんな状況でも強い選手は勝ち続けているように、私も勝てる方法を見つけないといけないなと思っています。

今は新しい自転車を何台か買って、いろいろと試しているところです。

投資した分を回収して、プラス収支にしないといけないので。この悪い流れを今年で断ち切ります!

 

40代が近づいてきて、これからはもっと体の変化を感じる瞬間があると思います。

選手生活にマイナスの影響を及ぼすことは控えて、うまくコントロールできるように、日常生活の細かいところから気を配っていきたいです。

今年はまず“競走得点”を53点まで戻すことが最低限の目標です。

レースの流れを見ながら“自在に”走って、車券に貢献できるように頑張ります!

 

 

プライベートQ&A

Q:練習環境

A:ここ数年で沖縄所属のガールズが増えました!

鹿児島から来た成海綾香ちゃんや、アマチュアの頃から一緒に練習している池原杏ちゃんなど、みんなすごく良い子でうれしいですね。

私が言うのもなんですが、杏ちゃんはちょっとボケてて面白いです(笑)。

 

 

Q:地元のおすすめスポット

A:水納島(みんなじま)。本島北部からフェリーで20分くらいで行ける島です。

海の透明度がすごくて、サンゴや魚も見えます。めっちゃキレイでオススメです!

 

Q:気に入っているモノ

A:エルメスの『Hウォッチ』。

ベルトが変えられるので、その度に違う時計を付けているみたいに楽しめて、めっちゃ気に入っています!

 

Q:好きなハリウッド女優

A:ジェシカ・アルバが超絶大好きです!ああいうカッコいい女性になりたいです。

好きすぎて、私のあだ名も“ジェシカ”ですし、前に飼っていた2匹の犬にジェシカとアルバという名前を付けました(笑)。

『ダーク・エンジェル』というドラマで乗っていたカワサキの『ZZR』っていうバイクも買いましたね!

 

Q:尊敬する人

A:石井寛子さん。

年齢を重ねても強くて、優しくて、“自転車一本”みたいな姿がすごくカッコいいです。

開催中、周りの選手からの質問に、優しく丁寧に答えている姿をよく見かけるんです。寄付もされていて、すごいなって尊敬します。

本当はもっと寛子さんとたくさんお話ししたいんですが、憧れすぎて緊張するので、あまり話せません(笑)。

 

 

比嘉真梨代 Mariyo Higa

 

1988年 10月13日生まれ、沖縄県うるま市出身

身長168.0cm、登録地は沖縄県

 

2006年 インターハイ出場

2007年 名桜大学入学

2011年 大学卒業後、東京で就職

2018年 114期としてデビュー

2021年 奈良開催で初優勝

2024年 松山開催で2回目の優勝

 

■詳しいプロフィールと出走情報はコチラ

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