2度GⅠを制した名選手の父の背中を追って! 渡邉雅也選手(静岡・117期)

2026.04.22

男女合わせて約2,400名いる競輪選手には、さまざまな経歴や趣味を持った選手がいます。『推すスメ!選手インタビュー』では選手個々のプロフィールを、インタビューを通してひもといていきます。

 

今回は静岡・117期、現在25歳の渡邉雅也選手にインタビューしました。

父はGⅠを2回優勝している渡邉晴智選手(73期)。姉はガールズケイリン選手・渡邉栞奈選手(122期)という競輪一家です。

渡邉雅也選手は2020年にデビューし、2022年7月にS級へ昇級。2024年5月にS級初優勝を飾り、2025年にはGⅠ初出場。一歩ずつ戦うステージを上げ、現在は全ての特別競輪(GⅠ・GⅡ)への出場を目指して励んでいます。

目標は、尊敬する父のような“追い込み選手”になることだと語ります。

練習仲間とのプライベートも充実しているようです!

※“先行選手”の後ろを追走し、最終の直線で一気に“差し切って”勝利を狙う戦法の選手

 

 

 

ファミマのパンツ

(長田)龍拳(仁藤)秀など練習仲間と遊ぶことが多いです。龍拳とは高校3年間、同じクラスでした。

龍拳は酒が好きなので飲みに行ったり、秀は船舶免許を持っているので、船で海釣りに行ったり。秀は去年、マグロを釣っていましたよ。

つい最近も秀と23時くらいから2人でのんびり喋りながらカサゴを釣っていました(笑)。

 

 

龍拳は料理がうまくて、釣った魚は全部さばいてくれるし、合宿に行くと毎回豪華な料理を作ってくれるんです。

僕らの間では龍拳のことを“料理長”と呼んでいます。“料理長”の作ったメシは、本当にうまいですよ!

 

“料理長”のメシです

 

今度、みんなで『屋久杉』を見に行く予定を立てています。

僕は屋久杉がどんなものか知らないですが、「なんかでけえ木」と聞いたので、見るのが楽しみです(笑)。

 

練習仲間と

 

小学校からの友達ともよく遊んでいます

 

髪型はここ何年もサイドは“フェード(カット)”にしているので、手入れをめっちゃしています。レース前は必ず“バーバー(床屋)”に行くので、月に2〜3回ペースで行っていますね。

洋服や小物には全く興味が無いんです。今日履いているこの(ジョガー)パンツは、“ファミマ”で買ったものです(笑)。

僕的に、この格好は競輪選手っぽいと思うし、“ファミマ”のパンツが一番履きやすいので愛用しています!

 

 

 

ダービーでは爪痕を残したい

幼い頃は父に付いて一緒に行くジムが僕の遊び場でした。ランニングマシーンで走ったりしていましたね。みんなも“ジムが遊び場”だと思っていたので、トレーニングをするところだと知った時はビックリしました(笑)。

家での父は、“普通のお父さん”だったので、“活躍している選手”だということは知りませんでした。

でも、レースで走っている姿はカッコよくて、「ああいうふうになりたい」とは思っていて。幼稚園の頃から将来の夢は「競輪選手になること」と言っていたみたいです。

 

父と栞奈(真ん中)ともう一人の姉と

 

競輪選手になるために(静岡県の私立)星稜高校に進学し、自転車競技部に入りました。

高校時代、強い選手ではありませんでしたが、(日本競輪選手)養成所には一発で合格できました。

 

同期は強い選手も多く、みんなデビューしてからS級に上がるのがすごく早くて。少し焦りもありましたが、僕はコツコツ積み上げていこうという気持ちで、2年ほどでS級に上がれました。

S級のレースを走ると「脚力が違いすぎてやべーな…」と力の差を感じましたが、少しずつ上位の選手たちと走る経験も重ねて、最近やっと周りのレベルに追いついてきたかなと感じているところです。

今は父がレースを振り返りながらアドバイスをくれるので、それを生かして走っています。

 

 

今年は調子も良く、決勝にも乗れています。強い選手たちの“番手(2番手)”を回らせてもらう機会も増えてきました。

“番手”の位置をしっかりと守り切って、前を走る選手を生かすような走りをしないといけないので、毎回緊張しますね。

後ろから追い上げてくる別の“ライン”の選手たちを“全員仕留める”つもりで臨んでいます。

経験を積むことが大切だと思うので、“番手”を回らせてもらえる時には、しっかりと役割を果たしながら、学んでいきたいです。

 

今の目標は、全てのGⅠ、GⅡ(特別競輪)の出場権を取ることです。

5月には初めて“ダービー(GⅠ『日本選手権競輪』)”に出られることになりました。GⅠ出場は去年の『オールスター競輪』に続いて2回目。オールスターは選考委員会の推薦での出場だったので、自分で出場権を取ったのは初めてです。

見どころのある走りをして爪痕を残したいです!

僕もいずれ、父のような“追い込み選手”になれるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!

 

 

プライベートQ&A

Q:愛車

A:『ジムニー ノマドFC(スズキ)』の黒。見た目がかわいくて気に入っています。

速そうで、排気量が多くてエンジン音がカッコいい車が好きです。

これまで、ベンツやアストンマーティンにも乗りました。

次はアメ車にいきたいですね〜。フォードの『マスタング』が欲しくて探していますが、全然無いです…。

 

 

Q:宝物

A:柴犬のげん君。僕が小学校1年生の時にうちに来て、ずっと一緒に育ってきました。

長生きしてくれて、今19歳です。最近はずっとぶっ倒れていますが、かわいいですね。

 

 

Q:好きなアーティスト

A:『ONE OK ROCK』。何回もライブに行っています。

“ワンオク”の曲は歌詞に刺さるフレーズが多くて、「いいなあ」と思いながら聴いています。

 

Q:仲の良い選手

A:たくさんいます。練習仲間や、同期はみんな仲が良いです。

後輩たちも同級生みたいに接してくれるので、うれしいですね。静岡は雰囲気がいいと思います。

 

静岡の後輩・日高裕太選手と

 

Q:やってみたい仕事

A:パイロット。頭が良くなくて絶対なれないからこそ憧れます(笑)。

 

Q:美容へのこだわり

A:スキンケアは無印良品の導入美容液と化粧水を使ってしっかりやっています。

肌をきれいにして清潔感を保たないと、“フェード”もきれいに見えないので!

 

Q:尊敬する人

A:父。父の言葉が正解だと思っていますし、父からの評価を大切にしています。父が「良かったぞ」と言ってくれるとすごくうれしいです。

父は自分がすごかった時のことなど、何も言いませんが、結果を出して、背中で見せてくれる姿がカッコいいです。いつまでも憧れの存在です。

 

 

渡邉雅也 Masaya Watanabe

 

2001年 2月11日生まれ、静岡県富士市出身

身長170.0cm、登録地は静岡県、ホームバンクは静岡競輪場

 

2018年 国体(現・国民スポーツ大会)男子ケイリン4位

2020年 競輪選手としてデビュー

2022年 S級昇級

2023年 100勝を達成

2024年 S級初優勝

2025年 8月の『オールスター競輪』でGⅠ初出場

 

■詳しいプロフィールと出走情報はコチラ

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