競輪のルールや戦法は現場で選手から教えてもらいました

2023.02.17

みなさんこんにちは。

田村響華です!

 

「わたしが競輪にハマったわけ」

自他ともに【競輪オタク】や【競輪マニア】を自負している方にインタビューをさせていただき、競輪が好きになったキッカケなどを紐解いていきます!

 

今回お話を聞かせていただいたのは、競輪歴約30年!

秋田ガラパゴス麻子さんです!

 

 

愛知県名古屋市出身

大学卒業後、新卒で東京スポーツ新聞社に入社。

スポーツ新聞で初めての女性競輪担当記者となりました。

29年間の勤務を経て、現在は産業経済新聞社の夕刊フジで競輪担当記者として活躍されています。

TOKYO FM「Skyrocket Company」の『スカロケ競輪部』では、顧問として出演していました。

“ガラ麻さん”の愛称で競輪ファンにも親しまれています。

 

 

スポーツ新聞初の女性競輪記者!

 

?競輪記者になろうと思ったキッカケはなんだったのですか?

 

 

大学生の時、「駅の売店にスポーツ新聞がたくさん積まれていて、それをたくさんの方が買っていく」その光景がすごく印象に残ったんです。

 

文章を書く仕事がしたいと思っていました。

毎日締め切りがあって、たくさん売れるスポーツ新聞の記事を書いてみたいと思ったのがキッカケでした。

 

「オリンピック種目のある一般スポーツの部署が良いな〜」と思っていたんです。

東京スポーツ新聞社に入社し、研修中は発足時期だったJリーグの記者会見へ行ったり、競馬場やボートレース場にも行きましたね。

 

研修の最後に弥彦で行われた「ふるさとダービー」に行きました。

それで、そのままレース部に配属されて競輪担当記者になりました。

 

当時は競輪の女性記者は専門紙に1人〜2人いましたが、スポーツ新聞では初めてだったんです。

歴代でも、まだ4人しかいないんじゃないかな。

 

 

配属されるまで競輪のことは知りませんでしたが、大学のサークル仲間が競馬好きで、有馬記念など大きいレースを一緒に見たりして楽しかったので、もともとギャンブルも好きでした。

漫画の「ギャンブルレーサー」は、週刊モーニングで毎週読んでいたんです笑

なので、競輪の環境にも割とすぐに馴染めました。

 

競輪を面白いと思ったのは、“ライン”の概念を教えてもらった時でした。

 

競馬は「この馬が強い」と思ったら、その馬を軸に2着を選んだりしますよね。

競輪はそうじゃなくて、“ライン”で「1番車と2番車」を買ったら、抑えでは別“ライン”の「3番車・4番車」を買う。

その“ライン”を読むのが難しくて、面白いなと感じました。

 

 

?当時の競輪の取材現場はどのような雰囲気だったんですか?

 

 

競輪記者になった頃、当時の現場は“ピリついている”というか…、女の人が入っちゃいけない場所みたいな雰囲気がありました。

「女なんかと口をきくな」という選手もいましたしね。

 

でも、だいたいの選手は優しく接してくれて、競輪のルールや戦法などは現場で選手から教えてもらいました。

特にKEIRINグランプリに二度出場した東出剛さんや、グランドスラマーの超レジェンド・井上茂徳さんには、たくさんのことを教わりましたね。

他にも山本真矢さんや有坂直樹さんあたりも、よく声をかけてくれたことを覚えています。

 

 

?オススメの車券の買い方

 

すごいセコい買い方なんですけど笑

やっぱり「儲けてなんぼ」だと思うので、【2枠単】を買うんです。

 

2車単と比べた時、よく見ると【2枠単】のほうが配当の高い時が多いんです!

 

1レースに2,000円買う時は、2車単で1,000円、【2枠単】で1,000円買ったりしています。

【枠】は9車立ての時のみ買えるので、グレードレースの時にオススメです。

 

 

 

?注目している選手はいますか?

 

115期の先行選手が好きで、その中でも注目しているのは藤井侑吾選手です。

昨年、初めて平塚開催で会った時に「記念(GⅢ)は、1次予選と2次予選はクリアできるけど、準決勝で毎回負けてしまい、それが壁なんです」と言っていました。

5月に「誘導員早期追い抜き」で失格して、「オールスター競輪」・地元の名古屋競輪場で行われた「共同通信社杯」にも出られる予定でしたが、それが叶いませんでした。

 

今はまた先行で頑張っているので、活躍を見たいですし大きいレースにも出てほしいですね。

私も地元が名古屋だということもあり、余計に応援したくなります。

 

 

?競輪の楽しみ方を教えてください!

 

競輪場には大きいレースになると、タレントさんが来てイベントが行われたり、キッチンカーが来て場内も盛り上がります。

所々にレトロな雰囲気もあり、入場料も50円で“非日常”を味わえます。
※入場料は競輪場によって異なります。

レースはもちろん、それだけじゃない楽しみ方も見つけられると思います。

ご近所に競輪場がある方は、利用しない手はありませんよ!!

 

 

 

秋田さんご自慢の競輪グッズはコチラ!

 

 

「銭形くん」という、2012年に廃止となった観音寺競輪場(香川県)のキャラクターのクリアファイル!

「当時の競輪場のキャラクターの中で、群を抜いて可愛かったんです!」と、大切に持っているそうです♡

 

秋田さん、ありがとうございました!

 

 

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