早期卒業の二刀流ルーキー太田海也/「力のミナモト」

2022.04.11

 

 

 

ボート競技から転向し自転車競技未経験ながらも、基準ラインをクリアして121回生から早期卒業を果したスーパールーキー太田海也選手の登場です。

 

太田選手はオリンピック競技でもある「自転車競技」ではナショナルチームに在籍し、日本国内で行われる「競輪」ではデビューから 3場所連続の完全優勝を達成した、まさに二刀流選手!

 

太田 海也  OHTA Kaiya

[生年月日] 1999.07.27

[ホームバンク]玉野競輪場

[好きな食べ物] すべての食材

詳しい選手情報は こちら

 

 

 

“好奇心”が力のミナモトという太田選手。

小さい頃から体操、レスリング、タグラグビー、サッカー、スケートボード、モトクロスバイクを経験し、ボート競技では高校チャンピオンにも輝きます。

 

 

しかし、トップクラスの選手との体格差に限界を感じ、ボート競技に区切りをつけました。

 

 

-自転車を始めたきっかけとは?

太田選手「もともと自転車が大好きで、社会人になった時にサイクルショップで働かせてもらったことがきかっけです」

 

お客さんとして行ったお店に自分を売り込んで働かせて貰うという意外なエピソードも!

 

太田選手「手荒な手段ですよね(笑)サイクルショップのお客さんとも仲良くなって、いろんな所に走りにいくようになりました。

そのうちになんかお客さんより速く走れるな、体を動かすのがやっぱり好きだなってことを再認識していった感じです」

 

 

そして競輪の道へ

 

日本競輪選手養成所では自転車経験が浅いながらも、記録会で優秀な成績をおさめ早期卒業ラインの基準を見事クリア。2021年12月に養成所を卒業し、2022年1月にプロデビューを迎えました。

 

 

そしてデビューから 9連勝3場所連続の完全優勝を達成します。

 

-競輪選手になってどう感じていますか?

太田選手「色んな人に見てもらっているので、緊張もします。でもその緊張も何か楽しんでいるというかワクワクしながらやっているような感じです」

 

 

撮影の時間に見せてくれたのがこの遊び。

自転車が大好きな太田選手は空いた時間を見つけては、自転車の扱い方の勉強や遊びをしているそうです。

 

太田選手「タイムとか体力とかパワーとかじゃなくて測れないもので楽しむってことが、これから先で負けた時や挫折した時の手助けになるんじゃないかというふうに思っています」

 

 

太田選手の“好奇心”は自転車のこだわりにも現れています。

 

 

-自転車のこだわりポイントを教えて下さい

太田選手「プロ選手になるのでさらに強い力に耐えられるように、前の(アマチュア時代)自転車よりパイプの太さを太くしました。

鉄のフレームには数え切れないほどの組み合わせができるのことが1つの良さなので、自分の体力や筋力にどう合わせていけるのかなって所に好奇心が湧いてきますね。

いっぱい稼いで、いっぱい色んな自転車を作っていきたいです」

 

 

太田選手の“好奇心”は自転車競技での世界挑戦にも向かっています。

 

太田選手「世界で戦ったときに自分が世界のどの位置にいるかを常に頭でイメージしながら、もっともっと強くなりたいと思っているので、今一番ワクワクしていることはどのぐらい世界と差があるかを確かめてみたいというところですね」

 

 

-好奇心のその先にある目標を教えて下さい

太田選手「今年中には絶対世界選に行って、自分の実力がどのくらいなのかっていうのを確かめたいなって思っています。

次のオリンピックその次のオリンピックに向けて世界一を目指すというのが、自分の中で一番の目標ですね。

夢ではないと自分の中でも思うので、戦っていきたいと思います」

 

 

世界を目指すスーパールーキー太田海也選手!

自転車競技と国内の競輪の二刀流に大注目です。

 

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