伊豆から世界へ!内野艶和/「力のミナモト」
2022.05.02
いちご畑からキュートな笑顔を見せてくれたのは120期の内野艶和選手です。
ガールズケイリンではルーキーシリーズ2021で連続優勝を飾ってのデビュー。
自転車競技ではジュニア時代から中距離ナショナルチームに所属し、2019年ジュニア世界選手権でポイントレース優勝など、ガールズケイリンと自転車競技の二足のわらじを履きオリンピックを目指す内野選手。
おっとりとした雰囲気とは裏腹に、度胸満点の行動力!笑顔が可愛いハタチの素顔に迫ります。
内野 艶和 UCHINO Tsuyaka
[生年月日] 2002.1.13
[ホームバンク]久留米競輪場
[好きな食べ物] 肉じゃが、焼き肉、いちご
詳しい選手情報は こちら
撮影協力 江間いちご狩りセンター
今回は伊豆長岡にある「江間いちご狩りセンター」で甘ぁ~い大粒いちごを食べ放題!
内野選手は本当にいちごが大好き!カメラが回っていない時もいちごを楽しんでいました♪
-いちごが大好きな内野選手の“力のミナモト”はやっぱり「いちご」ですか?
内野選手「いちごは大好きなのですが、私の力のミナモトは大好きないちごだけではなく、ここ伊豆の日本一の練習環境が力のミナモトです」
トラック競技日本ナショナルチームのトレーニング拠点となっている静岡県伊豆市周辺。
日本の自転車チームを世界と戦える強豪国に押し上げたこの練習環境に、内野選手も他のナショナルチームメンバーと同様に地元を離れ移り住んできました。
-内野選手と自転車競技の出会いのきっかけを教えて下さい
「当時はバスケットをしていたのですが、中学2年生の時に自分が入っていた福岡県タレント発掘事業のホームページに載っていた伊豆ベロドロームでの初心者の合宿参加募集の記事を見て“どんなところなんだろう”って興味が湧いて応募したのがきっかけです」
―どんな所に興味が湧きましたか?
内野選手「ブレーキがないとか、すごい角度の所を走るのとかを見て“行きたい!”って決めました。
タレント発掘事業では中学3年生でこのあと何の競技をするかを選択するときがあるんです。その時に自転車が楽しかったという気持ちがずっと残っていて、自分の中でも個人種目をやってみたいと思っていたので勇気を出して全く知らない自転車競技に飛び込みました」
―高校から自転車競技を始めて世界チャンピオンになっていますね!
内野選手「自信はまったくなかったので、正直金メダルを獲れた時はすごい驚いて、本当に自分が獲れたのかな?
って獲った後もずっと思っていました(笑)」
自転車で世界を目指すと同時にガールズケイリン選手への道を進むと決めた内野選手。
内野選手「2020年にエリートの梶原悠未さんも世界選手権で1位を獲って、目標になる選手がすごく身近にいることが大きかったですね。仕事は競輪選手っていう自分の好きな自転車を職業にして、それとは別に世界を目指していこうって決めました」
―中距離種目の選手である内野選手が、短距離であるガールズケイリンに挑戦する中で苦労したことはありましたか?
「中距離選手というのもあってあまりダッシュ力がないので、レベルもどんどん上がってきている中で自分が通用するのかなって気持ちはありました。養成所でたくさん練習をして少しスピードもつくようになってきて、今はなんとかうまく戦えるようになってきていますけど、ガールズ選手としても中距離選手としてもまだまだだなって思っています」
―力のミナモトとおっしゃっていた“日本一の練習環境”について教えて下さい
内野選手「まず1つ目は機材提供があったり、メカニックが機材を組み立ててくれたり、自分がレース以外のことに気をとられることがなくレースだけに集中する環境を作ってもらえていることが大きなメリットなのかなって思っています」
―自転車に乗ることだけに集中できる環境なのですね
内野選手「はい。2つ目はチームの仲間です。毎日集まって練習できることはもちろんですし、女子選手、男子選手、コーチ、スタッフみんなでオリンピックに向けて進んでいくので、その中で自分の意識もどんどん上がっていくので良い環境だなと思います」
内野選手「そして3つ目は富士山の見えるロード練習環境です。下っているときに見える富士山はすごく綺麗でそのままテンションあげてあとちょっと頑張ろうって気持ちになります」
内野選手の富士山おすすめビューポイントから見える富士山がこちら!静岡県沼津市の富士見海岸通りから御浜岬越しに見る富士山がとても絵になるそうです。
しかし撮影当日は…
残念ながら富士山は見えませんでした。
内野選手「天気が良ければあそこの隙間からきれいに富士山が見えるんですけど、今日は残念ながら見えないですね(笑)」
内野選手「良い環境で練習できているので、それを証明する場はレースの結果だと思っています。私はこの伊豆のチームの中で成長して、挑んでいくようなレーススタイルを応援してくれている人たちに見てもらいたいですね」
―これからどんな選手になっていきたいですか?
内野選手「自分のレースを通じて元気を与えられたり、自転車って面白いなって思ってもらえるようなレースができる選手になりたいなって思っています」
柔らかな笑顔の奥に芯の強さが垣間見えた内野選手。
ガールズケイリンそして自転車競技での活躍が楽しみですね。
そして日本一の練習環境である静岡県伊豆市周辺に皆さんぜひ遊びに行ってみてください♪
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