122期 三谷尚子(みたに・しょうこ)選手
2022.06.05

2022年5月、新たに121期(男子68名)・122期(女子19名)の新人選手がデビュー!
7月には先輩選手に混ざって戦う、本格デビューを迎えます。
そんな新人選手に、自身の経歴や注目ポイント、意気込みをお聞きしました!
▶️︎ 三谷尚子(みたに・しょうこ)選手
愛媛県所属、ホームバンクは松山競輪場の現在36歳。
2016年からNHK BS1の番組企画で、ヒルクライムレースに出場し始めました。
歯科助手として働きながら、自転車競技に打ち込んでいたという三谷選手。
「家族との時間を大切にしながら、自立して自転車を続ける方法」としてたどり着いたのが、競輪選手だったそうです。
夢は「親子でガールズケイリン選手」!!
三谷選手に注目です!
Q:日本競輪選手養成所に入る前の経歴
中学・高校は陸上競技部で、中・長距離を専門としていました。
20代はキャラ弁を作ったり、裁縫をしたりと、どこにでもいる普通のお母さんとして10年を過ごしました。
2016年にNHK BS1「チャリダー☆」という番組のオーディションに受かり、”坂バカ女子部”というユニットで2年間ヒルクライムレースの表彰台を目指して活動したことがキッカケとなり、自転車競技の世界に入りました。
ヒルクライムレースでは地方の大会ではありましたが、表彰台にあがることができました。
また、マスターズの日本選手団として韓国遠征を経験し、国体や全日本ロードにも出場させていただきました。
養成所に入る直前までは藤沢歯科という歯医者さんで歯科助手として勤務していました。
とてもアットホームな職場で、自転車競技に打ち込む私を応援してくれていました。
“藤沢歯科所属の選手”としてエントリー費も出していただき、大切に育ててもらいました。
Q:競輪選手を目指そうと決めたキッカケ
ヒルクライムレースに出場し、順位を競い、表彰台を目指すようになると、自然と自転車に乗ることが日常となっていきました。
ですが、シングルマザーという立場もあり、家族との時間を犠牲にして練習や遠征に行く姿を周りの人たちが心配し、時には厳しい言葉を聞かされることもありました。
「自立して、大好きな自転車に乗り続ける方法はないか」と思っていたところ、競輪選手という職業を知りました。
「プロになれば認めてもらえるだろう」という反骨精神から、競輪への挑戦を決めました。
Q:好きなモノやコト
趣味はボルダリングです。
コロナの影響で施設利用に制限があり足が遠のいていますが、体幹を必要とするスポーツなので「自転車に共通するかな」と期待し、トレーニングのひとつとして楽しんでいます。
Q:自分の持ち味や注目してほしいポイント
リアルなはなしで面白みはないですが…
娘の夏の制服を購入しました。
Q:意気込みを一言!
私は経験も浅く、実績もありません。
ただ「こうなりたい!」という理想に対して頑固であり、その理想を追い求める私の行動を否定せず聞いてくれる人がいるからこそ、ここまで可能性を生み出してくることができました。
今の積み重ねが未来をつくると考えるので、目の前のことにひとつひとつ向き合い、三谷尚子という選手をつくりあげていきたいです。
まだ何者でもありません。
だからこそ、伸びしろしかないと思っています。
「次こそは!」を繰り返してしまうかもしれませんが、誠実に頑張りますので応援し続けてほしいです。
これは漠然とした夢なのですが…
娘がこの春から高校の自転車競技部で本格的に自転車競技を始めました。
将来は親子でガールズケイリン選手として活躍できたらいいな、なんて未来を想像しています。
三谷尚子
Shoko Mitani
生年月日:1985年9月26日
身長:156.8cm
所属:愛媛県
<競輪ルーキーシリーズ2022結果>
・第1戦(松戸):7着、7着、5着
・第2戦(松山):6着、4着、3着
詳しいプロフィール情報はコチラ
✔︎121期・122期の新人選手の詳しい情報はコチラ
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