けいマル大学編集部が行くぶらり弥彦競輪の旅

2019.08.24

必勝祈願を済ませたけいマル大学一行は、弥彦競輪場へ到着!

 

 

入口は控えめな印象。

弥彦競輪場は、日本で唯一の村営競輪場だそうですが、過去にはGI(ジーワン)と呼ばれる大きな大会も行われたことがあるそう。

 

マスコットキャラクターのスピーディアくんは、さっき見た彌彦神社の鹿がモチーフになっているとか、いないとか、、、

 

 

入場するのにお金はかからず、誰でも気軽に入れます。

 

レースの前に、まずは腹ごしらえ!

 

 

たくさんメニューがあります。どれもおいしそう。

 

 

痩せてるのに大食いでお馴染みのまっちゃんは、ラーメンとチャーハンをそれぞれ単品で注文。食べ過ぎ。

 

一方、大吉くんは、

 

 

昼飯だと言っているのにアイスを美味しそうに食べています。

 

このアイス、「もも太郎」という名前で、新潟地方では有名なアイスだそう。値段は1本70円。リーズナブル!

名前はもも太郎だけどイチゴ味。あずき味の「金太郎」も売っています。

 

競輪場にはもも太郎のように、子どもも喜ぶようなおやつも売っているんですね。そういえば、夏休み中だからか家族連れの姿もたくさん見かけます。

 

帰り際、食堂のおねえさんにオススメメニューを聞いたら、「枝豆イカメンチ定食」という返事が。

「枝豆イカメンチ」気になる!先に聞いておけばよかった、、、(泣)

 

お腹も満たされたところで、真の目的へ。

 

さて、どうやって賭けるんだ、、、?

 

困ったな、、、

なんか場内のBGMもだんだんテンポアップしてきているような。

 

入口でもらった白い紙にはこのレースに出ると思われる選手の名前は書いてあるのだが。

う~ん、もう1度食堂に戻って枝豆イカメンチ定食を注文したくなってきたぞ。

 

と、迷っているところを見かねた親切なおじさんが、賭けるために必要なマークシートの書き方を教えてくれました。

というか、目の前のヒジを置いていたテーブルに買い方が書いてありました。

 

 

レースの時間も迫っているし、みんな初めてで全然わからないので、好きな数字や色、あとは直感で選ぶことにします。

どうやらこのレースは女性の選手が走るようです。

 

 

3人は「2車複(にしゃふく)」という、1位と2位になる人を2人同時に当てる車券を買いました。

※賭けた証拠にお金と引き換えにもらう紙を車券(しゃけん)と呼ぶようです。

 

大吉くんは3=6、まっちゃんは4=6、福本は3=6を購入。

偶然にも似たような買い目。

必勝祈願の成果はいかに、、、!

 

3人は初めて手にした大切な車券をしっかりと握りしめて、レースが見やすそうな場所へ移動。ここでもちびっこが走り回ってます。

そんなちびっこ達と一緒に選手に声援を送ります。

 

3人が買った車券には偶然にも全部6番の野本怜菜選手の名前が入っていたので、みんなで野本選手を応援することにしました。

「野本ガンバレー!!」「がんばれノモトー!!」(呼び捨てにして恐い人だったらどうしよう、、、)

 

 

シャーーッ、シャーーーーッ。

目の前をカラフルな自転車が何度も通り過ぎていきます。

だんだんスピードアップしてきます。

 

カーン!カーン!カーン!

どこからか鐘の音も聞こえてきます。

場内のお客さんも一層盛り上がってきた気がします。興奮してきたぞ!

 

ワァーーッ、ワァーーーーッ。

レースが終わったようです。

 

さて、レースの結果は...

 

6→2→3

勝ったのが6番で、次にゴールしたのが2番、その次が3番ということのようです。

この場合、2車複の車券は「2=6(2と6の2つを選んだもの)」が当たりです。

※勝った人のことを「1着(いっちゃく)」、次の人(2位の人)を「2着(にちゃく)」とアナウンスしていたので、これからはその言い方を使います。

 

全員6番の野本選手は買っていたのですが、2番の奈良岡彩子選手は誰も買っておらず、惜敗、、、(泣)

 

一行が肩を落として戻ろうとしたところ、なんとこちらのほうに野本選手と思われる緑の服を着た女性が近付いてくるではないですか!

目の前でヒーローインタビューが始まりました。

 

 

それにしても野本選手カワイイ!

先ほどのショックも忘れて3人はすっかり「のもれな」に心が奪われました!のもれな推しです!

出会ったばかりで「のもれな」なんて呼んでなれなれしいと思いました?

安心してください。ちゃんと公式サイトに書いてあったから本人公認です。

 

 

へぇ~、キノコとなすが嫌いなのね。これも覚えておこう。

 

敗北者たちの心(ハート)にも「推し(←のもれなのこと)」ができたところで、リベンジマッチ!

 

 

今度は男性が走るレースのようで、人数も7人から9人に増えています。

 

リベンジに燃えるまっちゃんと福本は、1着と2着と3着を全部順番通りに当てなければならない「3連単(さんれんたん)」に思い切って1,000円を賭けます!

帰りの新幹線でグリーン車に乗るために、いざ勝負!(いつの間にか目標がグリーン車になっている)

 

 

まっちゃんが買ったのは3→1→7、福本は7→1→3。

これは当たるぞと思った矢先、

 

 

外は土砂降りの雨、、、なんか不吉な予感。

 

降りしきる雨の中、レーススタート!

 

 

最後の1周、ずっと先頭を走っていた4番を3番が追い抜いた!7番と1番もそれに続く!

来た来た来た来た、、、!勝つのはどっちだ!?グリーン車はどっちだ!?

 

 

結果は、7→3→1。

もし、まっちゃんが買った3→1→7だったら26,000円、福本が買った7→1→3だったら36,900円ゲットだったのに、、、(泣)

 

2人は膝から崩れ落ち、さらに悔しい気持ちが前面に出てしまい、

 

 

気が付くと車券(元1,000円)はクシャクシャに、、、

※このあとクシャクシャのハズレ車券はちゃんとゴミ箱に捨てました。

 

あれ?そういえば、少し前から、大吉くんの姿が見えません。

 

 

あっ、あっ、当たってる、、、

やはり、おみくじで大吉を引いた者だけが、競輪も当たるのでしょうか、、、

彌彦神社恐るべし、、、(んなこたぁ~ない!)

 

越後路の夕焼けを背にし、けいマル大学一行は競輪場を後にしたのであった。もちろん彌彦神社に一礼し。

 

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