デイリースポーツ「KEIRIN屋」でガールズケイリンを特集!

2019.08.14

※この記事は、2019年7月29日および8月6日付けのデイリースポーツ「KEIRIN屋」に掲載されたものです

 

 

 

今回のケイリン屋では、ガールズケイリンを特集する。

 

ガールズケイリンコレクション2019名古屋ステージで実施される単発レースで、ファン投票8~14位が出場できるアルテミス賞レース(8月15日・名古屋9R) と、ファン投票1~7位が激突するガールズドリームレース(8月17日・名古屋9R) をピックアップ。

アルテミス賞レースに参戦する荒川ひかり選手と、ガールズドリームレース最大の注目・昨年の覇者で、3年連続でファン投票1位を獲得した児玉碧衣選手を取り上げる。

さらに、ガールズケイリンを知り尽くすデイリースポーツの松本直記者が、出場14人の得意パターン、苦手パターンを紹介。彼女たちの車券の買いどき、外しどきを伝授する。

 

 

アルテミス賞レース

吉報に〝ひかりスマイル〟がはじけた。キュートな笑顔で、ガールズケイリンマニアから人気を博していた荒川が、今年のガールズケイリン総選挙で14位に入り、デビューから3年1カ月にしてアルテミス賞レース出場が決定。「うれしいです」と飛びっきりの笑顔で喜んだ。

14位以内に入れた理由を聞いてみると「同期の鈴木彩夏(東京)のおかげです。彼女はツイッターで私の写真や動画をよくアップしてくれるんです。『彼女とデートなうに使っていいよ』とかハッシュタグをつけて」。ツイッターのフォロワー数は4600前後。ガールズケイリンの選手にしては多い部類だが、鈴木が援護射撃することで、荒川への支持が高まり、圏内に入ることができたようだ。

 

荒川は「ふなっしー」をこよなく愛していることでも知られている。以前は愛車をふなっしー柄にしていたが、今は黒を基調にした自転車を使用中。「でも、一部はふなっしーなんです」と愛車を指さす。サドル下部、ハンドルの一部はふなっしー色。「いつかはふなっしーと共演したい。会話してみたいんですよ」。アルテミス賞で好走できれば、その夢は実現に近づくことだろう。

ふなっしー柄の自転車を使用していたころの荒川ひかり(2018年1月撮影)

 

レースでは的確な立ち回りを見せる荒川。昨年11月に和歌山デイリースポーツ杯で初優勝を飾り、今月も和歌山で決勝2着と好走した。「ファンの方々の期待に応えたいですね。大穴をあけられるように頑張ります」。大舞台でも名前の通り「ひかり」輝く走りを披露するはずだ。(記者:森田新吾)

 

 

◆ アルテミス賞レース(8月15日名古屋)

選手名 年齢 登録 期別 脚質
梶田舞 32 栃木 104
石井貴子 31 東京 104
奥井迪 37 東京 106
小林莉子 26 東京 102
長澤彩 31 愛知 106
佐藤水菜 20 神奈川 114
荒川ひかり 24 茨城 110

 

 

選手プロフィール

荒川ひかり(あらかわ・ひかり)選手

1994年12月24日生まれ、24歳。茨城県つくば市出身。県立竹園高卒。158センチ、51キロ。日本競輪学校(現・日本競輪養成所)110期生として、2016年7月に京王閣でデビュー。同年9月の和歌山で初1着。18年11月の和歌山で初優勝を飾った。通算獲得賞金は2130万8200円(26日現在)。

 

 

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