デイリースポーツコラム「KEIRIN屋」石井寛子特集。ガールズケイリンで初めて全競輪場での優勝を達成した石井寛子選手。さらにガールズ初の獲得賞金1億円超え、ガールズ初の100V達成、ガールズ1着回数ランキング1位などさまざまな記録を塗り替え続けるパイオニアを直撃。

デイリースポーツ「KEIRIN屋」石井寛子特集

2021.06.13

※この記事は、2021年6月10日付けのデイリースポーツ「KEIRIN屋」に掲載されたものです

 

 

 

デイリースポーツ「KEIRIN屋」

石井寛子 女子初全場制覇!
記録塗り替え続けるガールズの先駆者を直撃

 

 

今回のKEIRIN屋は石井寛子(35)=東京・104期・L1=を特集。

 

ガールズケイリンの中心選手として創成期から大活躍。

今年5月の福井で前人未到の全場制覇を達成。

さらにガールズ初の獲得賞金1億円超え、ガールズ初の100V達成、ガールズ1着回数ランキング1位などさまざまな記録を塗り替え続けるパイオニアを直撃した。

 

(取材、構成=松本 直)

 

 

―5月の福井でガールズケイリン史上初の全場制覇(小田原、小松島はガールズ未実施、千葉は改修工事中)を達成。

 

「ありがとうございます。

全場制覇一番乗りは意識していたので、福井で優勝できたのはうれしかった。

 

ファンの人も昨年くらいから『残りは豊橋と福井だね』って教えてくれていたので。

昨年4月に豊橋で優勝して残りは福井だけだった。

 

全場制覇は自分の思いだけではどうにもならない。

毎月のレース会場はJKAからくるあっせんで決まる。

自分の意思で福井を走りたくても走れるものではない。

だから毎月、あっせんが出るのは楽しみでした」

 

 

―優勝した福井の開催を振り返って。

 

「あっせんが決まってからは優勝したいと思って練習していました。

 

開催が近づいてくると緊張してきたけど、練習仲間の人たちが『福井が全場制覇の最後の競輪場って思うから緊張するんだよ。福井が最後じゃなくて、ゼロからスタート。1回目だと思って参加すればいいんじゃない』って声を掛けてもらい、気持ちが落ち着いた。

 

そのおかげで開催中もリラックスして走れた。

決勝も落ち着いてまくれました。

緊張したままだったら決勝は差し勝負で失敗していたと思います」

 

 

―今年は3月の宇都宮初日から5月の川崎2日目まで24連勝。ガールズケイリン連勝新記録(25連勝)は逃したが、1着を量産。好調の要因は。

 

「昨年の秋から練習を増やした。

今までのメニューにプラスする感じで。

乗車フォームも改善して、少しずつ結果につながってきたと思います。

 

パワーや回転の数値も自己ベストを更新できているし、年齢は関係ないと思っています。

やり方次第ではまだ伸びしろがあると思っています。

 

(連勝が止まった)川崎の決勝は硬くなっていましたね。

緊張していたのかも。

 

でも、川崎後の松戸で完全優勝できたし、また連勝記録を伸ばせるように一つずつ結果を残していきたい」

 

 

―デビューから9年目に突入。今後の目標は。

 

「連勝は止まってしまったし、気持ちを切り替えていきたい。

 

近いところでは7~12月の平均競走得点を意識して走りたい。

ここ2年は7月のガールズケイリンフェスティバル、11月のグランプリトライアルで大敗して、競走得点を落としてしまって3月のコレクションに出られていない。

今年は出場権利が獲れるように走っていきたい。

 

大きな目標はグランプリをもう一度勝ちたい。

グランプリはデビューからずっと出場を続けている。

この記録はずっと伸ばしていきたい。

10年、15年と出続けたいですね」

 

 

―最後に応援してくれているファンの方に一言。

 

「ガールズケイリンを頑張れるのは応援してくれるファンのみなさんのおかげです。

コロナ禍でファンのみなさんと直接ふれ合い、お礼を言う機会が難しい状況が続きますが、コロナが収まったらまた、競輪場へ応援に来てください」

 

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