【デイリースポーツ・KEIRIN屋】ガールズケイリン10周年記念「ティアラカップ」9月19日・名古屋で開催

2022.09.16

デイリースポーツのコラム「KEIRIN屋」

2022年9月15日(木)掲載記事

 

今回のKEIRIN屋は19日に名古屋競輪場で開催される「ティアラカップ」を特集する。

ガールズケイリン10周年記念事業の一環として開催される企画単発レースで、児玉碧衣(27)=福岡・108期・L1=ら歴代のガールズグランプリ覇者を中心にした7人が激突する注目の一戦。

 

また、名古屋で同時開催されるGⅡ・共同通信社杯(16~19日)でビッグレース初参戦を果たすスーパールーキー・中野慎詞(23)=岩手・121期・S2=の走りにも注目だ。

 

 

ガールズケイリン10周年企画の単発レースとして初めて行われる「ティアラカップ」。

年末の大一番・ガールズグランプリで2012年の初代女王に輝いた小林莉子(東京)や18年から3連覇を成し遂げた児玉などガールズケイリンの頂点に登り詰めた歴代の女王を中心に名古屋バンクで熱戦が繰り広げられる。

 

その他の出場選手は17年優勝の石井寛子(東京)、13年優勝の中村由香里(東京)、14、16年と2度の女王経験のある梶田舞(埼玉)。

さらに16、17年でともに2着の奥井迪(東京)と12年2位の実績がある荒牧聖未(栃木)の7人で争われる。

 

ラインを組んで戦う男子の競輪とは違い、個の勝負となるガールズケイリンは単発レースが組みやすく、今年は6月に平塚で全12レースをガールズ選手で争う開催も実施されるなど、10年間で選手数も大幅に増加。

各選手の脚力やレベルも上がり、自転車競技の世界大会で活躍者を輩出するなど、節目の10年を迎えてガールズケイリンはますます盛り上がりを見せている。

 

今回はその集大成とも言える歴代女王の競演。

10年間のガールズケイリンにおいて第一線で戦い続けてきた歴戦の猛者による力勝負から目が離せない。

 

出場選手コメント

児玉碧衣

 

ガールズグランプリで結果を残している選手が集まるレースなので力が入ります。今年はまだタイトルを獲っていないので、ティアラカップを獲りたい。

 

 

石井寛子

 

(ガールズグランプリトライアル前の)最後のビッグレースだし、賞金を積み上げる最後のチャンスだと思うのでしっかり頑張りたい。

 

 

小林莉子

 

10周年のタイミングで開催ですね。

今年は前半戦が良くなかったけど、徐々に良くなってきている。

集中して気持ちを上げてグランプリにつなげていければいい。

 

 

中村由香里

 

最近、大きなレースに出てないし、こういう企画レースができたのは、ありがたいし、うれしい。

練習、レースに向かうモチベーションも違ってます。

 

 

梶田舞

 

ケガや落車、そして病気もして不安もあったけど、これまでずっと応援してくれたファンのみなさんに感謝しながら走りたい。

 

ティアラカップ出場選手

児玉 碧衣(福岡)2018、19、20年優勝

石井 寛子(東京)2017年優勝

小林 莉子(東京)2012年優勝

中村由香里(東京)2013年優勝

梶田  舞(埼玉)2014、16年優勝

奥井  迪(東京)2016、17年2位

荒牧 聖未(栃木)2012年2位

※2015年優勝の小林優香は欠場、2021年優勝の高木真備は引退。

 

ティアラカップとは

ガールズケイリン10周年記念事業として実施される企画単発レース。

選抜方法は2012年から21年のガールズグランプリ優勝者のうち、選考期間(22年4~6月)の平均競走得点上位者。

7人に達しない場合は2位選手から選考期間の平均競走得点上位者を選出。

 

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