「山口みのりのみのりぽーと」ガールズケイリン特集 1月版

2020.01.07

※この記事は、2020年1月4日付けの夕刊フジに掲載されたものです

 

 

月に一度のガールズケイリン特集。
今年もよろしくお願いします!

 

今回注目した選手は、高木佑真選手(神奈川116期)です。

 

デビュー当時にお話を伺ったときには、透明感のある細い声で緊張気味に答えてくださいましたが、ハッキリと「先行して逃げ切れるような選手になりたいです」と宣言。

その通りのレースで、ほとんどのレースで主導権を譲らず予選でも粘って好成績を残しています。

 

高木選手は高校時代にサッカーに打ち込み強豪校で練習に励んでいました。

いざ将来のことを考えたときに、知人に勧められて見に行ったガールズケイリンに魅了され、同県の先輩・尾崎睦選手の走る平塚でのガールズグランプリも現地で観戦しました。

 

「自分もガールズケイリンで頑張りたい。先行してレースを作る選手になりたい」と強く思ったそう。

試験には一発合格、自転車歴もあまりないなか好成績で卒業し、ここまで戦っています。

 

「デビューしてから苦しいことも多かったですが、学ぶことがたくさんありました。でもそれは身になっているので今後へ生かしていきたいです」

 

今年の目標を伺うと「優勝がしたいですね。でもそれは自分らしい走りをした結果につかみたいです」と話してくれました。

 

高木選手の話が出ると、「本当にかわいい!素直な良い子ですよね」と誰からも聞かれます。

見ている方も高木選手の走りはもちろん内面にもひかれて応援されている方も多いのではないでしょうか。

 

今年は力を発揮して優勝するところを見たいです!

 

 

 

高木佑真(たかき・ゆま)

1998(平成10)年12月28日生まれ、21歳。神奈川県出身。ホームバンクは川崎競輪場。
116期生として、2019年7月伊東でデビュー(354)。
通算成績は40戦7勝、2着8回、3着7回。
165cm、63kg。背筋力114kg。太股61cm。血液型A。
※1月4日現在

 


山口みのり

三重県出身。フリーアナウンサー。
競輪中継を各地で担当する他、ナレーションや司会業などで活動中。

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