【独占】児玉碧衣選手インタビュー

2022.10.08

「絶賛、壁にぶち当たり中です…」

 

10月5日(水) 平塚FⅡの前検日。

そう話す、児玉碧衣選手に独占インタビューをさせてもらいました。

 

 

競輪選手として成長できる

 

「児玉の時代は終わった」

「児玉はもうビッグレースを獲れない」

 

SNSで、そういう言葉も目にするようになってきました。

それがお客様に映る、今の自分の姿なのか…と。

 

ティアラカップは着外(5着)。

何もできずに終わりました…。

 

 

今までは師匠(藤田剣次選手)に言われた練習をただこなして、与えられたセッティングの自転車に乗って。

それで勝てていました。

練習やセッティングに悩む周りの選手の気持ちが、全く分からなかったんです。

でも、その気持ちがよく分かるようになりました。

 

突破口となるキッカケを掴むために、最近は自分で考えながら練習やレースに取り組むようになりました。

「今が競輪選手として成長できるタイミング」

そう思っています。

 

 

これまでの私は自転車に無頓着でした。

自分が自転車に歩み寄り、もっと自転車のことを知っていかないと。

極端な例ですが「自転車が汚れていても気にしない」とか、そういう所から変わらなきゃという気持ちです。

 

練習もこれまではバンクに入ってやるだけでした。

「自転車に必要な筋肉は、自転車に乗ってたら付くやろ~」

そんなふうに思っていたんです。

 

でも、もうそれだけじゃ通用しないことを実感しています。

これからは、ウエイトトレーニングにも本気で取り組んでいきます。

今までバンク練習オンリーだった私には、のびしろしかないとプラスに捉えています。

 

 

初めて(ガールズケイリン)コレクションとガールズグランプリを獲れた2018年。

当時も上手くいかない時期が続いていましたが、キッカケを掴んでビッグレースで優勝できました。

今はまた、そんな時期なんだろうと思っています。

 

「確実にまた強くなれる!」

新しいキッカケを掴めば、必ずそうなると信じてやっていくつもりです。

 

競輪に集中するために、レースに関するSNSの更新はお休みすることにしました。

タイトルを獲れたときに呟こうと思っています。

 

 

絶対強くなって、またタイトルを獲れるようになるまでレベルアップします。

「やっぱり児玉は強い」と言われるように頑張るんで、首を長くして待っていてください!!

 

 

 

児玉碧衣

Aoi Kodama

生年月日:1995年5月8日

身長:168.6cm

期別:108期

登録地:福岡県

ホームバンク:久留米競輪場

 

 

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