【新春特別対談・後編】又多風緑選手×河内桜雪選手
2023.01.04
日刊スポーツとコラボした【新春特別対談】後編です。
◆ 前編はコチラ
122期 又多風緑(まただ・ふつか)選手と、河内桜雪(かわうち・さゆき)選手が登場。
昨年5月のデビューからこれまでの振り返りや、今年の目標を語ってもらいました!
又多風緑 Futsuka Matada
2002年5月3日生まれ(20歳)
石川県所属
河内桜雪 Sayuki Kawauchi
2002年12月31日生まれ(20歳)
群馬県所属
デビューした2022年を振り返って
河内:なんだかあっという間に終わっちゃいましたね。
デビューして、(前検日から最終日までの)4日間を過ごしてみて実感したのは「先輩たちってすごいな」ということです。
ミッドナイトのあっせんが続いた時の体調の管理は、すごく難しかったです。
そんな中、「(レース間隔が)中0日」で出場する方もいます。
このプレッシャーもある勝負の世界で、何年も生き抜くのは本当にすごいです。
又多:京王閣の「競輪ルーキーシリーズ2022プラス」は、思い通りの展開になった理想のレースでした。
でも、あのレースを「初優勝」だとは思っていません。
ちゃんと先輩たちと戦って、「初優勝」がしたいです。
河内:私は「競輪ルーキーシリーズ」では、良い成績を残せなくて。
それで気持ちが切り替わりました。
地元の前橋で初勝利できた時は、すごくたくさんの声援をくださって、本当に嬉しかったです。
又多:桜雪がたくさん声援をもらっているのを見て「前橋いいな〜」と思った!
私が印象的だったレースは静岡の開催です。
発走機についた時、お客さんから「(鈴木)奈央と(久米)詩のワンツー、待ってるよ〜!」という声が聞こえて。
別のお客さんが、「下条(未悠)と又多のワンツー頼むよ!」って言ったら「無理だろ!」ってツッコミが入ったんです笑
そのレースは結局、下条さんが1着・鈴木奈央さんが2着・私が3着で、お客様の希望が“半々”という結果になりました笑
強化すべきポイント
又多:まずは“自力”を強化したいです。
周りの選手から「又多ちゃんは自力を出したほうが強いよ」と言ってもらえるんですけど、自信が無いんです。
だからレースの中でも、自信を持って駆けられるくらい脚力をつけたいです。
河内:私も同じです。
展開によって「行けるかも!」と思うときはグイグイ行けるんですけど、自信が無いと、本当に何もかもダメ。
メンタルから強化していかないといけないです。
そのためには、自分が満足いくまで練習することが大事ですよね。
2023年の目標
河内:【優勝】したい!
又多:【完全優勝】したい!!
河内:上を行かれた!笑
コツコツ一つずつクリアして、クリアするたびにより大きな目標を持っていきたいと思います。
頑張ります!!
又多:まずは優勝しない限り、(新設される)GⅠの道は遠いですよね。
しかもGⅠには、本当に強い選手しか出場できないので…
来年はもっと自信を持って臨めるよう、頑張ります。
応援よろしくお願いします!
デビュー1年目、将来有望なハタチの2人。
2023年に向けて、意気込み十分!
又多風緑選手、河内桜雪選手の更なる活躍に、引き続き注目です!!
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