【元オリンピアンが商店街を疾走⁉】熊本Re:スタートフェスティバル!

2024.07.14

熊本競輪場の再開を記念したイベント「熊本競輪Re:スタートフェスティバル」(主催:公益財団法人JKA、共催:熊本市)を花畑広場とサンロード新市街商店街で開催しました。

イベントでは、アーケード商店街を舞台に競輪選手が競走する国内初開催のレース「ストリートKEIRIN in 熊本新市街」などを実施。熊本の中心市街地は「競輪」で大いに賑わいました。

 

 

〇熊本の商店街を爆走‼若手が中川選手を撃破「ストリートKEIRIN in 熊本新市街」

「ストリートKEIRIN in 熊本新市街」では、国内最大級のアーケード商店街であるサンロード新市街商店街に50mの特設コースを設置し、1対1の勝ち抜き方式でスプリントレースを実施しました。

レースには地元熊本市出身で、ロンドン、リオデジャネイロとオリンピックに2大会出場した中川誠一郎(85期・S級1班)選手らが参加。

普段は多くの市民らが集まる「サンロード新市街商店街」にコースを設置し、時速70㎞で走る競輪選手が商店街を駆け抜けました。1回戦で田中会心(123期・A級2班)選手が中川選手を破るなど若手選手が「下剋上」を連発。

決勝は徳永泰粋(123期・A級2班)が半田誠(123期・A級2班)選手を下し、同期対決を制して優勝しました。

 

優勝した徳永選手は「(先輩方を相手に)ここで挽回しないといけなかった。楽しかったし、熊本競輪場のリスタートとして盛り上がりにつなげていければ」と喜びを語りました。

アマチュア選手部門を制した左迫間昭一(チームGINRIN熊本)さんは「子供の頃から慣れ親しんでいるサンロードを走れるとは。すごい体験だった。自転車は面白い競技。ぜひ観たり乗ったりして楽しんでください」と話しました。

 

当初は100mのコースを予定していましたが、雨の影響で距離を短縮し実施しました。多くの通行人が足を止めて観戦し、コース沿道から歓声や拍手を送りました。表彰式は、熊本市・中垣内隆久副市長がプレゼンターを務めました。

 

【競技結果】

(競輪選手部門)

・1回戦

×中川 誠一郎 vs 田中 会心〇

×森山 智徳 vs 半田 誠 〇

〇緒方 将樹 vs 小山 峻太×

×緒方 慎太郎 vs 徳永 泰粋〇

 

・準決勝

×田中 会心 vs 半田 誠 〇

×緒方 将樹 vs 徳永 泰粋〇

 

・決勝

×半田 誠 vs 徳永 泰粋〇

 

(アマチュア選手部門)

・1回戦

〇池田 渓人 vs 寺井 卓ノ心(※高校生)×

×福島 雄二 vs 左迫間 昭一〇

 

・決勝

×池田 渓人 vs 左迫間 昭一〇

 

(エキシビション)

・ガールズ選手

〇西島 叶子 vs 高本 美穂×

 

 

 

〇熊本の人気ローカルタレント「英太郎」が熊本競輪場をPR

花畑広場でもステージイベントを実施し、地元選手のトークショーのほか、熊本の人気番組「七人の侍(おじさん)それと仲野」とタイアップ。

嘉永泰斗選手と地元タレントが新しくなった熊本競輪場でレースを行う「七人の侍カップ」の映像を放映し、人気ローカルタレントの英太郎さんや中川誠一郎選手が一緒に熊本競輪場をPRしました。

また、熊本競輪場・西真一郎所長が登壇し、「多くの支援のおかげで熊本競輪が再開となる。これまで熊本競輪場に来たことない方も、地元の方もたくさん来てほしい」と熊本競輪場をPRしました。

 

 

その他、大画面で放映されたガールズケイリンフェスティバルを選手OGの田仲敦子さんがリアルタイムで解説するなど、熊本を「競輪」一色に熱く染め上げました。

 

 

熊本競輪場は2016年の震災以降開催が止まっていましたが、2024年7月20日(土)に8年ぶりに再開します。是非生まれ変わった熊本競輪場に足を運んでみてください!また、今回出演した地元選手の活躍にもご期待ください。

 

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