けいりんマルシェ×東京スポーツのコラボ企画の第2弾！

「仮面女子・猪狩ともかのケイリンぶるぶる」が7月某日、川崎競輪場にて行われた。

女性アイドルグループ「仮面女子」のメンバーで、車いすに乗って活動するタレント・猪狩ともかさんがバンク体験や人生初の車券購入、そしてガールズケイリン116期生の新人、地元の高木佑真選手と対談を行なった。

バンクを疾走し車券デビュー、女子力高めの対談など、競輪の面白さをいろんな形で発信する猪狩ともかさんの様子を計3回に分けてレポートします。

佑真選手に会ったともかさんは、いきなり「仮面女子に来てほしい！」とスカウト！？

意外な共通点を見つけると一気に打ち解けて和やかムードに。最後はお互いに〝約束〟も交わした。

ともか　「佑真さん、むちゃくちゃかわいくて、仮面女子に来てほしいぐらい！戦う女性に見えないもん。でも、体をみると、足とかしっかりしているし、競輪選手なんだな～、と思いましたね」

――この仕事を選んだキッカケは

佑真　「私は、もともと小さいころからスポーツが好きで、スポーツの方(の仕事)に行こうと思ってたんですが、そこでガールズケイリンを知って目指そうと思いました。ただ、初めて見たのが4車が落車しちゃうレースで…。親からしたら不安だったみたいですけど(苦笑)」

ともか　「私もスポーツは好きだけど、自分でやるよりは見る方だったな」

佑真　「小学校、中学はバスケ、高校は3年間、サッカーをやってました」

ともか　「確かに、バスケが似合う！」

佑真　「よく言われます(笑)バスケ、サッカーと走らされていたので、持久力という面では今に生かされているんじゃないかな」

ともか　「私は昔からアイドルが大好きで、応援する側でした。それが専門学校に行って管理栄養士の資格を取ったのに、自分が行きたかったところに就職できなくて、どうしようってところで『ずっと憧れていたアイドルをやるなら今しかない！』と思ってオーディションを受けたんです。心の奥底に、本当はアイドルになりたいというのがあったんでしょうね。就活のつまづきが、アイドルへの道につながりました(笑)」

――女性だからこそ、気になることは

ともか　「車いす生活になってから結構、腕の筋肉がついてきて…。一応、アイドルでやっているので、あまりムキムキになりたくないなという女子の部分が出てくるんだけど、佑真さんはどう？」

佑真　「やっぱり、細くて強い人はうらやましく思うけど、足が太くなってもその分、脚力が付いてきたら気にしないようにしてます」

ともか　「優先順位が人によってあるよね～。やっぱり、ガールズケイリンの選手って体育会系なの？」

佑真　「いや、意外と女の子らしい、って感じですね」

ともか　「ギャップがあるんだ～。女子な心を持っている方が多いんだね」

佑真　「みなさん、美容とかには気を使われてますね」

ともか　「ネイルやってる人とかいるの？」

佑真　「いますよ。男性の人でもいるし」

ともか　「美意識も高めなんだ。意外ですね。仮面女子は体育会系ってほどではないけど、振り付けが激しいので、ふくらはぎがムキムキな子が多い。秋葉原で歩いてるアイドルっぽい子がいたら、まずふくらはぎを見て『あ、ウチの子かな』なんて判断しちゃいますもん(笑)」

――最近、気にかけていることは

佑真　「プロの選手として、食生活は気を付けなければいけないなと思うようになりました。競輪選手って、好きなものを食べて体重は重い方がいいっていう話もあるけど、今はナショナルチームの方が体重を絞られているので影響されてますね。ハンバーガーとか、唐揚げとか好きだったんですけど、我慢するようになりました。嫌いなものですか？ん～、パクチーとか…」

ともか　「あー！　わかります！」

佑真　「なんか、あの臭いが(苦笑)」

ともか　「世間では『パクチー女子』とかって言うじゃないですか。信じられないもん！じゃあ、銀杏は？」

佑真　「前は嫌いだったけど、食べられるようになりました。あと、ピーマンとかも苦手だったけど、自分が苦手なものを『おいしい』っていう人がいたのがうらやましくて『これはおいしいものだ！』と言い聞かせて食べられるようになりました。でも、パクチーは厳しい…」

ともか　「やっぱりパクチーはハードル高いよね(笑)私も結構、クセが強いものや、臭いがキツイものが苦手。好きな食べ物？　唐揚げですかね。あと、チーズが大好き！」

佑真　「私もチーズ大好きなんです！」

ともか　「食の趣味が合う！今、韓国料理で、チーズの周りにチキンが並んでて、手袋をつけて持って、チーズをつけて食べる料理があるらしいよ」

佑真　「聞いたことあるけど、食べたことないです。興味津々」

ともか　「ランチでも一緒に行きましょう！　それか、韓国料理のお店が多い新大久保あたりでロケでもいいですね（笑）」