【夕刊フジ】神奈川県内2つの競輪場で記念競輪が連続開催!

2022.04.07

◆ 平塚競輪・木川大成部長インタビュー

 

令和4年度最初の記念開催を直後に控える平塚市公営事業部・木川大成部長に話を伺った。

 

 

―神奈川県内での競輪人気をどう感じているか

 

木川部長 高校野球では「神奈川を制するものは全国を制す」という言葉がある。

200校前後の中から予選を勝ち上がらなければならない激戦区。

またサッカーなども盛んでスポーツ熱がある。

公営競技の中でも一番スポーツ色が強い競輪が根付きやすかったのだろう。

 

現在は民間ポータルサイトの台頭で売り上げも好調でネット観戦が主流の方が多くなりつつあるがやっぱり生で見てもらいたい。

血沸き肉躍る、人間がやっているスポーツ競輪を生で体感してもらいたい。

 

 

―平塚の選手で印象に残っているのは

 

木川部長 平塚は数多くの競輪選手が活躍している。

遠沢健二(57期・A級2班)選手は同じ年ということもあり昔から応援している。

1997年平塚オールスターでは期待に応えて決勝進出。

まじめで練習熱心、57歳となった現在でも現役で活躍しておりまさに平塚の宝と言いたい。

 

小田原から平塚に移籍してきた高木隆弘(64期・S級2班)選手。

タイトルホルダーでもあり大活躍。

1999年に函館に続き平塚でもナイター開催を行うと決まったとき、こけら落とし開催に「出ます!」とあっせんを希望してくれた。

 

ガールズなら尾崎睦(108期・L1)選手。

ビーチバレーからの転身で先日300勝を達成。

 

今後はこの3人を超えるような選手の出現にも期待したい。

 

 

―平塚記念に向けて

 

木川部長 4月5日、6日はノー競輪デーのため競輪の開催がない。

2日間、競輪から離れたお客様が初日7日にバーンと盛り上げてくれると期待しいる。

 

平塚にはSS5人が出場、川崎も6人。

両方観戦するとSS9人全員が見られる。

初の県内リレー開催、コラボ企画などもあるのでぜひ楽しんでください。

 

そして、最終日には今年度のイメージキャラクターで元NMB48の渡辺美優紀さん(愛称みるきー)が来場します。

トークショーもありますので、みんなで平塚競輪場に来てみるきー(笑)。

 

 

 

◆ 川崎競輪・倉雅彦部長インタビュー

 

川崎市経済労働局公営事業部・倉雅彦部長(開催執務委員長)は今月1日に就任したばかり。

 

 

―神奈川県は全国で一番競輪場が多く、競輪人気も高い

 

倉部長 神奈川県はボート、オートがなく、地方競馬も川崎があるだけ。

競輪場は川崎、平塚、小田原とも街中で駅から近く、交通の便もいい。

さらに3場ともかつての東海道の宿場町で人の往来も盛ん。

川崎、平塚は工業地帯が近く、夜勤明けの方に近場のレジャーとして楽しんでもらっている。

 

 

―中でも川崎は「アーバンバンク」の名称どおり東京からも近い

 

倉部長 川崎は神奈川県内のみならず川一本はさんだ向こうはすぐ東京で商圏を多く取れる。

先月には羽田空港と川崎臨海部をつなぐ多摩川スカイブリッジが開通し、羽田空港からのアクセスも抜群によくなった。

 

 

―川崎で印象に残っている選手は

 

倉部長 10年ほど前にも公営事業部に所属していてその際にイベント等でお世話になった五十嵐敬二(42期、2013年引退)さん。

明るく話術に長けていてファンとの交流イベントではよく司会をしていただいた。

いつも真面目で淡々と練習に励んでいた。

 

もう一人は小松政則(39期、2012年引退)さん。

年末開催時にスタンドから「コマツ!来年も頑張れよ!」とお客様から声をかけられた時に「ありがとうございます」と深々と頭を下げていた。

当時はまだヤジが多かったのでジーンとしたのを覚えている。

 

 

―記念開催への意気込みを

 

倉部長 平塚→川崎の記念リレー開催は初めての試み。

興奮冷めやらぬ2週間で相乗効果も狙いたい。

 

また、久々の昼間開催なので一味違った雰囲気も味わってもらえれば。

令和4年度最初の記念開催でいい結果につなげて先鞭をつけていきたい。

 

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