【夕刊フジ】神奈川県内2つの競輪場で記念競輪が連続開催!

2022.04.07

夕刊フジ 2022年4月6日発行号

 

今年度のGⅢは平塚、川崎のリレー開催でスタート。

主役は地元の郡司浩平!

 

 

神奈川県内2つの競輪場で記念競輪が連続開催される。

 

平塚競輪開設72周年記念(GⅢ・湘南ダービー)は7-10日、川崎競輪開設73周年記念(GⅢ・海老澤清杯・桜花賞)は14-17日の日程。

 

ゴールデンウイークにいわき平競輪場で争われる「第76回日本選手権」(GⅠ・5月3-8日)への前哨戦として初の試みである「2週連続神奈川記念開催」に注目が集まる。

 

 

平塚、川崎ともに主役となるのが神奈川県所属S級S班の郡司浩平だ。

 

 

郡司は1990年神奈川県生まれの31歳。

名門・横浜商業(Y校)野球部で活躍し、元競輪選手で名マーカーだった父・盛夫氏(引退・50期)の影響もあり、日本競輪学校(現・養成所)に入学。

99期生として2011年1月にデビューを果たした。

 

めきめきと頭角を現し、17年にはGⅡウィナーズカップでビッグ初制覇。

19年にKEIRINグランプリ初出場、昨年まで3回連続出場を果たしている。

 

GⅠ初制覇は20年11月競輪祭で、翌年2月は地元の川崎競輪場で行われた全日本選抜でも優勝し、GⅠ連続優勝も成し遂げ、押しも押されもせぬ神奈川のエースに成長した。

 

昨年の平塚記念はまくりで当所記念初V。

川崎、小田原ではすでに記念優勝実績があり、神奈川県内記念全場制覇も果たした。

 

20年12月に平塚で行われたグランプリは地元での活躍が期待されるも9着と惨敗したことで「平塚グランプリの借りを返したかった」と記念決勝に並々ならぬ意気込みで挑んでいた。

 

今年のグランプリもまた平塚で開催されることが決まっており、今度は年末に向けて弾みをつける意味でも連覇を狙う。

 

ホームバンク川崎ではGⅠ制覇もあり、もちろん大活躍。記念は68、70、72周年(17、19、21年)の3回優勝しており、3連覇(71周年はGⅠのため開催なし)の期待もかかる。

 

 

平塚には昨年のグランプリ覇者で今年も2月全日本選抜を制し、ただ一人、今年のグランプリ出場を決めている古性優作(大阪)も出場する。

今年のグランプリ開催場で走れる貴重なチャンスで士気も上がる。

 

その他、佐藤慎太郎(福島)、平原康多(埼玉)、宿口陽一(埼玉)のSSが参戦(予定)する。

 

川崎登場予定のSS6人は郡司をはじめ、守沢太志(秋田)、吉田拓矢(茨城)、宿口、松浦悠士(広島)、清水裕友(山口)。

 

GⅡウィナーズカップ(3月宇都宮)決勝でワンツーを決めた松浦、清水の中国ゴールデンコンビがどこまで郡司に抵抗できるかにも注目が集まる。

 

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