『Winners 〜栄光の軌跡〜』は今年度より動画からテキスト版にリニューアルいたしました。
5月14日(土)に和歌山競輪で行われた『オッズパーク杯』で初優勝を飾られました。おめでとうございます!率直な感想を教えてください。
やっと優勝できたと思いました。
お客さまの前での優勝インタビューはいかがでしたか?
(インタビューに)慣れていないので、(スタンドの)お客さまから『声が小さい』と言われました(笑)
(初の優勝インタビューでしたが)なんとか答えられたかなと思います。
ちょうどデビュー2年での初優勝でしたが、道のりは長かったですか?
(デビューからの期間としては)長かったとは思いませんが優勝したいとずっと思っていて、やっと優勝できたと思いました。
周りの同期がどんどん優勝している中で、早く優勝したいという気持ちがありました。
打鐘から先行した石井貴子選手(東京)をマークし、ゴール直前で差し切りました。作戦通りでしたか?
とりあえずは前々にいようと思っていて、そうしたら石井貴子さんが外から上がってきたのでなんとか追走していこうと思いました。
今年に入って準優勝3回されています。また7場所連続で決勝に上がられていました。そろそろ優勝という感触はありましたか?
優勝に近づいているとはまったく思っていなかったです。伊東開催や立川開催では(脚力的にも)まだまだだと実感していたので(今回優勝できたことについて)まさかできるとは思わなかったです。
初優勝の賞金で自分へのご褒美は何かされましたか?
まだ(自分へのご褒美は)なにもしていませんが、師匠や練習仲間に恩返しをしたいと思っています。どんな恩返しをするかはまだ決めていません(笑)
お父さま(青木健悟元選手)が元競輪選手と伺いました。高校2年生の時にお父さまの勧めでガールズサマーキャンプに参加したそうですが、大学時代までバレーボールに打ち込んでいたそうですね。本気で競輪選手を目指そうと思ったきっかけはなんでしたか?
バレーボールはゆるくやっていた程度だったんですが、大学3年生の時に周りが就職活動し始めたときに自分も将来のことを考えなければと思った時に、高校2年の時に参加したガールズサマーキャンプでの楽しかったことを思い出して、競輪選手の道に進みたいと思いました。
ガールズサマーキャンプではどんなことが楽しかったですか?
自転車ってこんなにスピードが出せるんだって感じられたことが楽しかったです。
競輪選手を目指すことについてお父さまに相談されましたか?
ガールズケイリンを目指すことは父に相談しました。競輪をやってみたいと。
ただ止めた方がいいと言われました。危ない職業だからと。
そこで母が説得してくれて、いつのまにか(父の気持ちも変わって)適性試験を受けてみたらとなりました
日本競輪選手養成所での生活はいかがでしたか?
適性試験で入所したので、自転車を0から学べたことがためになったと思います。
途中からT教場(滝澤正光所長が直接指導するクラス)に入ったんですけど、そこでの練習が(内容も量も)きつかったです。
(けれど)同期の選手たちに負けないために頑張れました。
練習以外で楽しかった同期との思い出などはありますか?
毎食のご飯が美味しかったし、(同期と)話したりする時間が楽しかったです。
『真面目に直向きに』を養成所卒業の際に好きな言葉としておっしゃっていましたが、今現在の座右の銘を教えてください。
(当時と)変わらずに『真面目に直向きに』のままです。