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Winners 〜栄光の軌跡〜 第26回 藤原春陽(122期・徳島)徳島唯一の現役ガールズケイリン選手!デビューから9ヶ月、小倉競輪で初優勝!【前編】

特別企画 2023.04.18

『Winners 〜栄光の軌跡〜』は今年度より動画からテキスト版にリニューアルいたしました。


 


2月20日 小倉競輪での初優勝おめでとうございます!率直な感想をお聞かせください。

今年の夏までに優勝したいなと思っていたので、まさか今回優勝できるとは思っておらず驚きが大きいです。運が良かったと思います。



決勝レースを振り返っていかがでしたか?

レースではとりあえず前を取り、流れを見てその場で動くことを心掛けています。今回もそのような走りができました。前回小倉を走ったときよりも今回はバンクが軽く感じたし、身体にも馴染んでいた感覚がありました。





最近はコンスタントに決勝進出されていて、調子が上がっているように見受けられます。好調子の要因は何ですか?

11月の高松開催のアップ中に、急に脚が回るようになった感覚があります。自転車にしっかり自分の力が伝わっている感じで、そこから調子が良いですね。



ご自身へ、初優勝のご褒美を買ったりしましたか?

何か形に残るものを買いたいのですが、ずっと考え中です。まだ賞金はそのまま持っています。(笑)



デビューからわずか約9か月での優勝。優勝のことは意識されていましたか?

意識はしていましたが、最近は決勝に乗ってもあとちょっとのところで優勝できないことが多くて…その壁がすごく大きく感じていました。



高校時代に自転車競技の経験があると伺いました。そこからガールズケイリン選手を目指したきっかけを教えてください。

小学校~中学校まではバレーボールをやっていたのですが、新しいことを始めたいなと思っていたとき、父(藤原義浩選手〔76期・徳島〕)に自転車競技を勧められたんです。高校に入ったときは競輪選手になるとは決めておらず、走りながら考えようと思っていました。大きなきっかけは四国大会でわりといいタイムが出たものの、ギリギリのところでインターハイには行けなかったことです。そこで「強くなりたい」と覚悟が決まりました。



お父さまと優勝について連絡は取り合いましたか?

「ごっついなあ~やるなあ~!」と電話で言われました。すごく嬉しかったです。あと、「涙ぐみそうになった」と言われて、頑張って良かったなと思いました。父とは一緒に暮らしているので、自宅に帰ったあとも直接お祝いの言葉をもらいました。



普段お父さまにレースについてアドバイスをもらったり、一緒に練習したりすることはありますか?

日ごろから細かくアドバイスをもらうというわけではないですが、レースが終わったあとには、良かったところや「こうした方が伸びるかも」などといった話をすることはあります。とにかく「前にいろ」とは言われますね。一緒に練習もします。



藤原選手にとって、お父さまの藤原義浩選手はどんな存在ですか?

ずっと競輪選手を続けていて、シンプルに凄いと思います。当然ですが、レースのときと家にいるときは全然雰囲気が違います。本デビュー戦の高松は父も出場していたのですが、そこから見た父はとてもかっこよくて尊敬の気持ちが増しました。


 

藤原春陽(122期・徳島)徳島唯一の現役ガールズケイリン選手!デビューから9ヶ月、小倉競輪で初優勝!【後編】に続く


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