RACE REEPORT レースリポート

夏の祭典「ガールズケイリンフェスティバル2023」は久米詩選手が初優勝!

競輪開催レース 2023.07.18


7月17日(月・祝)、函館競輪場で「ガールズケイリンフェスティバル2023」決勝レースが行われました。


ガールズケイリン“夏の祭典”を制したのは久米詩選手

5月に開催されたガールズケイリンコレクション(平塚) に続いて、2度目のビッグレース優勝となりました。


緑の6番車が久米選手


再発走により波乱のスタートとなった決勝レース。

初手では吉川美穂選手が飛び出し、2番手に山原さくら選手、外で併走していた久米選手は一度は7番手に下がったものの、打鐘先行した児玉碧衣選手の後ろを取り、直線で一気に差しゴールへ。2着には吉川選手、3着に石井寛子選手が確定板入り。


6月のパールカップでは惜しくも児玉選手に敗れた久米選手。冷静なレース運びで、初のガールズケイリンフェスティバル優勝を勝ち取りました。



◆久米選手のコメント




決勝レースは、強いメンバー、先輩達との一戦でした。

これまでは「もし負けても、また練習を頑張っていけばいい」と思っていましたが、今回は「勝ってやる!」という気持ちで挑戦しました。その気持ちが結果に繋がったのかなと思っています。




(レースの展開について)隊列の組み変わりもありましたが、やることは決まっているので、自分の力を信じて走ることだけ考えていました。碧衣さん(児玉選手)を追いかけることになるのは想定していた通りです。パールカップの時と同じ光景だなと思ったので、仕掛けを意識しました。


以前なら、さくらさん(山原選手)に着いていって3番手からの勝負となるところでしたが、碧衣さん(児玉選手)の後ろに切り替えて番手勝負ができたのがよかったです。レースの組み立ての部分でも成長できたかなと思います。




脚をためてゴール前で勝負したいと思っていたので、バックを回るときには割と脚に余裕がありました。番手を取り切ってからは、絶好のチャンスだったので…緊張で足がガクガクしました(笑)




(5月に続いて)また1つ大きなタイトルがとれたのは、たくさんの方に支えられたおかげです。デビューからやってきたことや、周りの方にアドバイスをいただいたことをたくさん試して…それがやっと噛み合って今の結果がある。自分一人の力じゃないなと思っています。




◆ レース結果

1着:6番車 久米 詩選手(116期・静岡)

2着:4番車 吉川 美穂選手(120期・和歌山)

3着:3番車 石井 寛子選手(104期・東京)

4着:1番車 児玉 碧衣選手(108期・福岡)

5着:2番車 野口 諭実可選手(102期・大分)

6着:5番車 山原 さくら選手(104期・高知)

7着:7番車 小林 莉子選手(102期・東京)



ビッグレース2勝をあげ、年末のガールズグランプリ初出場も一気に現実味を帯びた久米選手。「ガールズグランプリを目指して賞金を積み上げてきました。出場だけで終わらず、優勝を狙えるように準備していきたいと思います。次のレースからも誠心誠意戦いたいです」と意気込みを語りました。


次の特別レースは8月16日(水)、17日(木) に開催される「ガールズケイリンコレクション2023西武園ステージ」。「ガールズグランプリ2023」に向けた戦いに、引き続き注目です!

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