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最後の夏の祭典「ガールズケイリンフェスティバル2024」は尾方真生選手が初優勝!

競輪開催レース 2024.07.16


7月15日(月・祝)、松戸競輪場で「ガールズケイリンフェスティバル2024」決勝レースが開催されました。


「ガールズケイリンフェスティバル」は2014年度に新設され、“ガールズケイリンの夏の祭典”として親しまれてきた特別レース。2025年度の「女子オールスター競輪(GⅠ)」新設に伴い、「ガールズケイリンフェスティバル」は今年が最後の開催となります。


最後の“夏の祭典”を制したのは、尾方真生選手!


緑の6番車が尾方真生選手


スタート直後に當銘直美選手が先頭に出るも、尾方選手が前に入り1番手に。2番手に當銘選手、3番手に坂口楓華選手が続き周回を重ねます。


打鐘後は山原さくら選手が仕掛けるも、尾方選手が合わせるようにスピードを上げてそのまま先行。最終バックで児玉碧衣選手や坂口選手らが捲りを狙うも差は縮まらず、尾方選手が力強く逃げ切りゴール!内側から伸びた小林優香選手が2着、當銘選手が3着に。


この優勝で、尾方選手はビッグレース初制覇。最後のガールズケイリンフェスティバル覇者に輝き、ゴール後は左手で小さく、何度もガッツポーズをして喜びを噛み締めました。




◆尾方選手のコメント



(優勝について)5年間長かったですけど、しっかり自分の走りで優勝できてよかったなと思います。



(レースの展開について)前から攻めたいなと思っていました。山原選手が見えて一回踏んで、自分のペースに入れて。また最後に踏み直すことができました。直前に(松戸と同じ)333mバンクの奈良で練習した成果も出せたと思います。



(ビッグレースでは)いつか逃げ切って「優勝してたな」って思えたらいいなと。その通りになったので、自分らしい勝ち方ができたと思います。大きいレースでの先行はなかなか厳しくなってきていますが、松戸は333mバンクということもあり、しっかり逃げ切れてよかったです。



(11月のGⅠに向けて)GⅠは決勝にもあまり乗れていないので、まずは決勝に乗れるように頑張りたいです。




◆ レース結果

1着:6番車 尾方 真生選手(118期・福岡)

2着:7番車 小林 優香選手(106期・福岡)

3着:5番車 當銘 直美選手(114期・愛知)

4着:4番車 坂口 楓華選手(112期・愛知)

5着:1番車 児玉 碧衣選手(108期・福岡)

6着:3番車 中野 咲選手(110期・愛知)

7着:2番車 山原 さくら選手(104期・高知)



118期の卒記クイーンに輝き、2022年のガールズフレッシュクイーンを制すなど、デビュー時から高い期待を背負ってきた尾方選手。自身が思い描く理想の勝ち方で、念願のビッグレース初優勝を手にしました。今後はGⅠレースでのタイトル獲得、4年連続のガールズグランプリ出場にも期待がかかります。


次の特別レースは8月13日(火)~15日(木) に平塚競輪場で開催される「女子オールスター競輪」。「ガールズグランプリ2024」に向けた戦いに、引き続き注目です!

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