ラインとは選手がチームを組んで走ること!
男子の競輪は仲間の選手と連携して勝利を勝ち取る、いわばチーム戦なのです。
競輪はラインがあるからこそ奥深く面白い!
ラインを知ればレース内での選手同士の熱い絆に胸が打たれること間違いなしです。
ラインとは選手がチームを組んで一列になって走ることです。
競輪は時速約70キロをも上回るスピードで走る選手もいるので、空気抵抗を受けやすく、それによりスピード低下や体力の消耗が起こってしまいます。
そのため複数の選手と組んでお互いに協力し合ってレースを優位に進めるため、選手同士でラインを組んで挑むのです。
競輪は最後は個人戦ですが、レース終盤までは熾烈なライン同士の戦いでもあるのです。
普段から一緒に走ることの多い選手とタッグを組めば、お互いのクセやタイプを理解し、サポートしあえるのでより強固なラインを築くことが出来ます。
また、地区のほかにも、師匠が同じだったり師弟同士で組むことや、競輪学校の同期生同士でラインを組むこともあります。
ラインは基本的に2人~で組むことが多く、その組み方には様々なパターンがあります。
基本パターンは風を受けて先頭を走る【先行/捲り(自力型)】 選手の後ろに
【追込み(他力型)】選手がつき、少ない空気抵抗で最後に追い込むパターンです。
先行選手が風よけというおおきな役割をもつかわりに、追い込み選手も後方から
別のラインが来るのを防ぐという別の大きな役割を担っています。