オリンピック金メダリストからプロ野球選手やJリーガーも!
2018.10.25
プロスポーツの中で選手数が最も多いのが「競輪」なんです。
男子選手は2,228名、ガールズケイリン選手は128名(2018年10月現在)
約2,400名の競輪選手の経歴は様々です。
今回は自転車競技以外のスポーツから転向した“異色”選手たちを紹介します!
オリンピック選手から競輪選手へ
オリンピック金メダリストから「競輪」へ転向。
西谷岳文(にしたに・たかふみ)選手。
西谷選手は、1998年長野オリンピック・ショートトラックスピードスケート500メートルで金メダルを獲得。
当時の年齢である19歳と1ヶ月は、日本の冬季オリンピック史上初の10代のメダリストとなりました。
2002年ソルトレイクオリンピックでも8位入賞、2006年トリノオリンピック出場と3回のオリンピックを経て、2008年に競輪に転向しました。
もう1人、スピードスケートのオリンピック選手からの転向の経歴を持つ選手がいます。
2002年ソルトレイクシティオリンピック・スピードスケート500メートル代表の武田豊樹(たけだ・とよき)選手。
「競輪」の最上級ランクS級S班に属し、現在もトップ選手として活躍中の武田選手ですが、競輪選手への道は順風満帆ではありませんでした。
スピードスケート選手として絶頂期であった1997年、夢であった競輪選手になることを諦められず現役を引退。競輪学校を受験するも不合格になってしまいました。
失意の中、スピードスケート界のレジェンド・清水宏保さんの声がけと計らいでスピードスケートに復帰。
2年のブランクがありながらも、2002年ソルトレイクシティオリンピック出場し8位入賞という結果を残しました。
同大会後、競輪学校の受験資格が変更。見事30歳で競輪選手としてのデビューを果たしました。
その他にも、ウエイトリフティングで2004年アテネオリンピックに出場した今村俊雄(いまむら・としお)選手
ホッケーのゴールキーパーとして2008年北京オリンピックに出場した岡村育子(おかむら・いくこ)選手など
「競輪」にはオリンピック出場経験のある現役選手が28名、自転車競技以外の競技で出場した選手は12名います。
プロスポーツから競輪選手へ
プロ野球選手から「競輪」へ転向した選手もいます。
2000年にドラフト3位指名を受けヤクルトスワローズへ入団した松谷秀幸(まつたに・ひでゆき)選手。
現在S級1班に属しGⅠレースの常連です。
プロサッカー選手のJリーガーから転向した経歴を持つ選手もいます。
サンフレッチェ広島や水戸ホーリーホックなどで活躍した河野淳吾(こうの・じゅんご)選手は、2011年に競輪選手としてデビューしました。
ビーチバレーのプロ選手から転向した選手もいます。
「ビーチの申し子」と呼ばれた尾崎睦(おざき・むつみ)選手。
尾崎選手はアジア選手権で銅メダルを獲得。ジャパンビーチバレー女子選手権でも2年連続優勝など輝かしい成績を残しました。
2015年に「競輪」デビュー。現在はガールズケイリン特別レースにも出場する強豪選手です。
「競輪」には自転車競技以外から転向してきた“スポーツエリート”が、数多く活躍しています。
今回は「オリンピック」と「プロスポーツ」で紹介しましたが、競輪選手のスポーツ歴は多様です。
“ご自身が経験した事のあるスポーツ”出身選手を見つけて、応援するのはいかがでしょうか。
次回も競輪トリビアをお楽しみに!
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