【高木佑真選手】フォルムに一目惚れ!かわいくてかっこいいスポーツカー アルピーヌ A110S
2023.11.30
“車好き”の選手も多い競輪界。
最新型モデルはもちろん、旧車やアメ車、超高級車からスポーツカーまで。
競輪選手自慢の愛車を紹介します。
My beloved car!
第5回は、ガールズケイリン選手が自慢のスポーツカーをメディア初披露!
高木佑真選手(神奈川・116期)
知人の勧めでガールズケイリン選手に
小学2年生から中学生まで、バスケットボールをやっていました。
高校はバスケの強豪校を受験したのですが落ちてしまい、近所の私立高校に入学。その高校で“一番強い部活”に入りたいという理由で、サッカー部に入部しました。
実はサッカー選手の吉田麻也くん(元日本代表キャプテン)とは親戚なんです。日本に帰ってきた時には、ウエイトトレーニングを一緒にさせてもらったりもしました。とっても優しいですよ!
両親も公営競技とは無縁で、ガールズケイリンのことは全く知りませんでした。
高校卒業後の進路は決まっていなかったので、少しでも“いい大学”に入学できるよう勉強を頑張ろうかなと、ぼんやりと考えていました。
そんな時に父の知人の競輪記者さんが、ガールズケイリンを勧めてくれて興味を持ったんです。
高校3年生の時にガールズサマーキャンプ(現:トラックサイクリングキャンプ)に参加して、秋に競輪学校(現:日本競輪選手養成所)の技能試験を受験。なんとか1回で合格できました。
競輪学校の頃は、“先行”が自分にとって一番勝てる戦法だと思っていたんです。でも、プロデビューしてみると、そんなに甘い世界ではありませんでした。
考えることをせずに「とりあえず逃げる」というレースも多かったと思います。
そんな失敗を繰り返す中、“先行一本”とは決めずにレースごとにメンバーや車番を見て、自分がやりたいことを考えて走れるようになってきました。
毎レースしっかり反省して、同じことを繰り返さないように意識して走れているので、今では競走が楽しみですし充実しています。
メンタルの弱さなど、“自分の課題”も分かっているので、一つずつ改善して安定した成績を残していけるようになりたいです。
そして、いつでもお客様に胸を張って「勝ちます!」と言える選手になれるよう頑張ります!
そんな高木選手が、自慢の愛車を紹介してくれました!
アルピーヌ A110S
2年前に納車した、かわいくてかっこいい自慢の愛車です!!
私の父が“大の車好き”なんです。家では車の番組ばかり流れているので、小さい頃は本当に嫌でした(笑)。
最近は一緒に見るようになり、『カーグラフィックTV』と『クルマでいこう!』という番組でこの車が特集されていたんです。それで、“一目惚れ”しました。
もともとスポーツカーに乗りたい願望は無かったのですが、この車を見た瞬間に「欲しい!」と思いました。
でも、金額が1,000万円以上…。
高すぎることもあって、私にはまだ買えないと諦めかけていた時に、この車の生産が終了するという噂を聞いたんです。それで居ても立っても居られず、走ってお店に駆け込みました(笑)。
買う時は“ワクワク”が止まりませんでしたが、納車までの1年が長くて…長くて…。
意識すると長すぎるので、途中から考えないようにしていましたね。納車まで3カ月を切ったくらいから、毎日YouTubeでこの車に関する動画を見ていました。
プロジェクターで部屋の壁に運転している動画を映して、一緒にハンドルを動かすフリをしたり(笑)。それくらい楽しみにしていたので、納車した時は本当に嬉しかったです!
この車のフォルムが大好きです!
スポーツカーだけど、丸みを帯びているところがおしゃれですよね。ボディカラーには“青ラメ”が入っているので、普通の白色と比べると全然違う色なんですよ。
ヘッドライトの丸い形もかわいくて、好きなポイントです。夜だとこのライトがカッコよく光ります!
特に好きなポイントは、”お尻”と、“お尻”にかけてのキレイなフォルムです。かわいくて、一生眺めていられます!(笑)
A110の「S」というグレードの特徴の一つは、オレンジ色が所々に使われているところなんです。
本来トリコロールカラーのエンブレムや室内のステッチも青色でしたが、オレンジ色なところも気に入っています。
この車に乗っている人が少ないので、他の選手からたくさんの反応をもらいます。
「ここがかっこいいね」と言ってもらえると、「うんうん、本当にそうですよね〜!」って、すごくうれしいです(笑)。
実際に乗ってみた選手は、踏み心地の軽さに驚く方が多いですね。私は走っていくアルピーヌの姿を見ながら、「やっぱりかわいいな〜、かっこいいな〜」と、ひたすらうっとりしています(笑)。
2シートですし、ボンネットと後ろにトランクはありますが小さくて、自転車を全部バラしても積むことができず、競走には乗って行けません。
なので、私が競走の時は父がよく乗っています。「ここに行ってきたよ」とアルピーヌと一緒に撮った写真が送られてきたりすると、心底うらやましいですが、これも親孝行ですね(笑)。
オフの日はアルピーヌに乗ることを目的に出かけています。
車が映えるフォトスポットへ撮影しに行ったり、箱根ターンパイクを走ると、最高に楽しいです!
ハンドリングもすごく良く、スピードを出さなくても楽しい車なので、とにかくテンションが上がります。
絶景が見られる有名なコースに行ったり、これからいろいろな思い出を作っていきたいです。
長く大切に乗っていきます。
ファンの皆さん、いつも温かい声援をたくさんいただき本当にありがとうございます。もっと車券に貢献して、皆さんに恩返しができるように一層頑張りますので、これからもよろしくお願いします!
競輪選手は本当に魅力的な職業だと思います。
進路を考える際にガールズケイリンという選択肢があることを、もっとたくさんの人に知ってもらいたいです。
「身体能力に自信あります!」という方は、競技用の自転車に乗ったことがなくても、やってみたいと思えば競輪場に気楽に来てみてくださいね。
高木佑真
Yuma Takaki
生年月日:1998年12月28日
身長:165.1cm
登録地:神奈川県
ホームバンク:川崎競輪場
◆詳しいプロフィールや出走情報はコチラ
【My beloved car!過去記事】
第1回 小林莉子選手 ダッチ ラムバン
第2回 深谷知広選手 ロールス・ロイス レイス
第3回 高橋朋恵選手 ホンダ CB400SS
第4回 吉田有希選手 メルセデス・ベンツ Gクラス
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