【佐藤龍二選手】趣味を楽しむためのピックアップトラック Jeep グラディエーター
2023.12.13
“車好き”の選手も多い競輪界。
最新型モデルはもちろん、旧車やアメ車、超高級車からスポーツカーまで。
競輪選手自慢の愛車を紹介します。
My beloved car!
第7回は、多趣味でさまざまなことに挑戦!
オフロードバイクのエンデューロを趣味に持ち、“ローライダークラブ”のメンバーでもある
佐藤龍二選手(神奈川・94期)
じいちゃんが喜ぶなら!
僕のじいちゃんが競輪ファンで、小さい頃から競輪場へ遊びに行っていました。
ある日、レースを見ていたじいちゃんが「競輪選手は稼げるんだぞ」って何気なく言ってきて。「じゃあ俺、競輪選手になる!」と返した時に、めちゃくちゃうれしそうな顔をしたんです。
それで「じいちゃんが喜ぶなら(競輪選手に)なろう」と決めたのが、幼稚園の頃でした。
小学校の卒業文集には「競輪選手になるための道のり」を年表で書いて、それを一つずつ遂げてきました。
中学校は自転車のために陸上部で脚力を鍛えて、高校から自転車競技部に入りました。
でも、高校時代は“強い選手”ではなかったので、競輪学校(現:日本競輪選手養成所)には合格できないだろうと“半分あきらめて”受験しましたが、高校3年生でまさかの一発合格。
デビュー後は、S級にも早くから定着できて、テンポ良く上がってこられました。
成績の良い時は展開や流れが良かったと思うだけなので、今が最下点というつもりで、一歩ずつ自分を底上げしていきたいです。
毎レース、自分にとっては“グランプリ”のつもりで臨んでいます!
理想を言えば競輪も野球やサッカーのサポーターのように、お客さんが応援して楽しめるスポーツになっていくと良いですよね。
“走る姿で魅せる”寡黙(かもく)な選手もいますが、僕はもっとお客さんと近い距離で一緒に競輪を盛り上げていきたいです。
競輪にも競輪選手にも興味を持ってくれる人が増えたらいいなと思います。
僕は地元(神奈川県高座郡)寒川町の魅力を発信する『「高座」のこころ。』実行委員会の委員長を務めていて、子どもに町を知ってもらいながら楽しめるイベントや地元企業を紹介するイベントなど、さまざまな活動を行っています。
「プロスポーツ選手だからこそ、できることもたくさんある」と感じられる魅力的な仕事です。
そんな佐藤選手の愛車がコチラ!
Jeep グラディエーター
新車で購入して去年届きました!
Jeepはラングラーに続き2台目です。
知人から「ラングラーの“ピックアップトラック”バージョンが出たよ」と教えてもらって、聞いた時は「ふーん」っていう感じだったんです。
でも、趣味でやっているオフロードバイクで林道などの不整地を走ったあと、土などでドロドロになったバイクを車のトランクに乗せたり、車内がバイクのガソリン臭くなるのが嫌だな〜と思っていて…。
それで、「この車のデッキに乗せたら解決するし、見た目もカッコよくね!?」と思いついたんです。軽いノリで見に行ったら、店員さんに言われるがまま買ってしまいました(笑)。
デザインも気に入っていますし、バイクや自転車も積みやすく便利なので気に入っています。
アウトドアにも持ってこいの1台です!
高校生の頃からバイクが好きで、その延長で車にも興味を持ちました。
初めてS級の競走得点が取れた時に、“自分へのお祝い”として買ったのが、クライスラー300C SRT8でした。
その後、レクサス IS Fに乗りましたが、「車の性能だけで走っている」という感覚になり、僕は「自分で操っていると感じられる車が好き」だと分かったんです。
それで“旧車”にハマり、シボレーのベルエア ワゴン(1962年)やシェベル(1967年)に乗り、今はインパラ(1962年)に乗って楽しんでいます。
ベルエアワゴン
シェベル
佐藤選手「シェベルを2年かけてレストアした状態です。エンジン、内装・外装、足回りを新品に交換しました」
シボレー インパラ
このインパラは、去年の夏にシェベルから乗り換えました。
珍しい車なので、売りに出された時には“現金一括で即決”できないと状態の良いものは手に入らないんです。やっと、インパラが買えてうれしかったです。
僕は『ローライダー』というカスタムした車の厳選された愛好家が集まる『Homies car club(ホーミーズカークラブ)』というコミュニティに入っているんです。
メンバーは全国に100人くらい。僕は2年ほどショーでお手伝いをしたりして、正式にメンバーとなることができました。
この“Homies(ホーミーズ)”の看板を背負って、これからもカッコ良く走り続けたいと思います!
佐藤選手着用の『Homies car club』のメンバーだけが着られるジャケット
オフロードバイク
バイクはこれまで、カワサキのBALIUS-Ⅱ、Z400FX、スズキのGS400、ハーレーダビッドソンのロードグライドに乗ってきました。“ハーレー”は色を塗ったり、一通りカスタムしてショーにも出していましたね。
ハーレーダビッドソン ロードグライド
最近、堀内俊介が「おもしろい」と勧めてくれたオフロードバイクに乗ってみたら、どっぷりハマりました(笑)。
モトクロスのように整っていない山道や林道を走ってタイムを競う競技『エンデューロ』が、すごく楽しいんです!
オフロードバイク:ホンダ CR125R
オフロードバイク:ヤマハ YZ250X
僕にとって車やバイクのカスタムは、化粧やネイル、ファッションなどと同じです。
“純正”ももちろんカッコいいんですが、より“自分がカッコいいと思うように”できるところが楽しいですね。
「こう見せたい」や「こういうふうにしたい」という持ち主の人格そのものが表れるところが魅力だと思います!
いつもたくさんの応援をありがとうございます。
僕が1着だった時は、金網越しにぜひ一緒にガッツポーズしましょう!
佐藤龍二
Ryuji Sato
生年月日:1988年6月25日
身長:181.0cm
登録地:神奈川県
ホームバンク:平塚競輪場
◆詳しいプロフィールや出走情報はコチラ
【My beloved car!過去記事】
第1回 小林莉子選手 ダッチ ラムバン
第2回 深谷知広選手 ロールス・ロイス レイス
第3回 高橋朋恵選手 ホンダ CB400SS
第4回 吉田有希選手 メルセデス・ベンツ Gクラス
第5回 高木佑真選手 アルピーヌ A110S
第6回 大塚玲選手 マットモーターサイクルズ ヒルツ250
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