トラック中距離エース!橋本英也選手/「力のミナモト」

2019.12.04

 

 

颯爽と自転車で登場したのは・・ 

競輪選手であり、自転車競技中距離種目のエース!橋本英也選手です。

 

橋本英也  Eiya hashimoto
[生年月日]
1993.12.15  [ホームバンク] 大垣
[好きな食べ物]
肉・魚
詳しい選手情報は こちら

 

 

今日はリカバリー(回復)がてらカフェサイクリングに来たという橋本選手。

お店は自転車競技中距離ナショナルチームの選手たちに人気の静岡県沼津市にあるCELESTE-CAFE(チェレステカフェ)です。

 

橋本選手「朝起きて、朝ご飯を食べるのと同じで、朝起きて自転車に乗るって感じです。やっぱり僕にとって自転車が“力のミナモト”ですね」

自転車選手のミナモトが“自転車”それって普通じゃない?

いえいえ、橋本選手の自転車好きは半端なものではないんです!

 

 

橋本選手「今年同じナショナルチームの一丸さんが福岡で結婚式を挙げるということで、自転車仲間の結婚式なのに普通に新幹線や飛行機で行くのもなって思って・・・」

自身のツイッターのフォロワーさんにアンケートをとった結果がこちら。

橋本選手「せっかくだから自転車で行こうかなって(笑)」

 

 

その距離800km以上!

 

 

橋本選手「めちゃくちゃ楽しかったですよ!見たことのない景色、会ったことのない人とか、自転車が出会いをつなげてくれる最高のツールだと思います」

 

橋本選手「自転車の魅力は“スピード感”“駆け引き”“人間味”。そして僕が一番推したいのは、自転車は移動手段でありつつスポーツでもあるということ。今日みたいにカフェに来ながらリカバリーもできるし、すごく良い移動手段だと思うんですよね」

 

 

そろそろお料理も完成!と言った所で・・・

 

 

 

トレーニング中偶然お店に訪れたチームブリヂストンサイクリングの近谷涼選手とCS Slingerの新村譲選手!

 

 

自転車仲間の2人も認める、橋本選手の自転車好き!

 

 

そんな自転車が大好きな橋本選手のターニングポイントは2016年のリオオリンピックでした。

 

 

橋本選手「いつの間にか自転車に乗る目的がオリンピックのためにってすり替わっちゃってて・・・あの時はオリンピックで人生変わるんじゃないかなって思っていました」

 

 

そして、リオオリンピックの選考結果は、予期せぬ落選。

橋本選手「代表を落ちるっていうイメージができていなかったので、想像以上のことが起きちゃったというか、そのショックが本当に大きかったですね」

 

オリンピックのために様々なものを犠牲にして競技に取り組んできた橋本選手、代表発表後は自分の中にぽっかりと大きな穴が開いてしまったそうです。

橋本選手「全然自転車も楽しくなくなっちゃったみたいな感じで、自転車も乗れなくなっちゃって・・・」

 

 

橋本選手「でも自転車を抜いた生活をしてみたら面白くなかったんですよね。その後に海外でロードレース1~2ヶ月走って、この先どうしようかなって思った時に気づいたのが日本の競輪ってすごい恵まれてるシステムだなって。日本は競輪があるからこそ自転車界のシステムがあるって気づいたので、競輪の選手になって自分を育ててくれた自転車界に恩返しというか、競輪を通して自転車競技を発展させたいと思って競輪選手になりました」

 

 

悔しさの中、自ら新しい道を切り開いた橋本選手。その視線の先にあるのはもちろん2020年東京オリンピック!

前回のリオオリンピックの時とは違う気持ちがあるそうです。

橋本選手「オリンピックは楽しく乗って、レベルを上げて、自転車を極めた先にあるものだと思います」

 

 

橋本選手「好きなことをやって、他の人を楽しませることができること、そしてそれで生活ができるということ。本当にそれが幸せですね」

橋本選手「きつい、きついと思ってもそこで笑っちゃうと、そのきつさがどっかいっちゃう」

 

 

笑顔とその実力でファンを魅了し続けるエンターテイナーはこれからも挑戦を続けます。

 

 

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