117期の寺崎浩平選手・菊池岳仁選手が早期卒業!
2020.01.08
2019年12月、日本競輪選手養成所から“史上初めてとなる早期卒業”が決定し、新人2選手(117期)が、2020年1月、デビューすることとなりました。
※日本競輪選手養成所は通常5月に入所、翌年3月に卒業し、同年の7月に競輪選手としてデビューする。
寺崎浩平選手
生年月日:1994年1月4日
登録府県:福井県
初出走 :1月16日〜1月18日(和歌山FⅡレース)
詳しいプロフィールと出走情報はコチラ
菊池岳仁選手
生年月日:2000年6月7日
登録府県:長野県
初出走 :1月19日〜1月21日(岐阜FⅡレース)
詳しいプロフィールと出走情報はコチラ
卒業証書授与式を終えたばかりの新人選手2人にインタビューさせてもらいました!
※取材日:2019年12月26日
―――“史上初”の早期卒業、おめでとうございます!
寺崎選手&菊池選手(以下敬称略):ありがとうございます!!
―――今の気持ちを聞かせてください!
寺崎:率直にうれしいのと、ホッとした気持ちと両方です。
デビュー戦に向けて、準備期間が短いことが少し不安ですが、ワクワクしています!
菊池:毎日バタバタだったので、実家のご飯を食べながら、1日中ゴロゴロしたいです(笑)
(早期卒業の)テストや面接があって、本当に緊張しっぱなしでした…。
面接で「自分にとって、そして競輪界にとっての早期卒業の意義とは?」と聞かれたのが、印象的でした。
寺崎:僕は自分の考えはしっかり伝えました!
でも「これ!」っていう明確な答えがわからなかったので、精神が削られました(笑)
―――そもそも2人が競輪選手を目指したキッカケは何だったのですか?
寺崎:実家が自転車のプロショップを営んでいます。
昔から競輪選手がお客さんとして来ていましたし、兄も自転車競技をやっていました。
自転車競技がとても身近だったので、僕も始めました。
そして大学卒業まで自転車競技を続けていました。
卒業後は地元(福井)で2018年に行われた国体の強化コーチを2年間やってから、養成所を受験したので、いま26歳です。
菊池:僕は小さい頃から近所で競輪選手が練習をしていたのをよく見かけて、「カッコいいなぁ」って憧れていたんです。
小学校1年から地元で盛んだったスピードスケートをやっていましたが、高校卒業後は競輪選手を目指そうと決めていました。
キッチリ&おっとり、兄弟のような2人
―――お互いはどんな性格なんですか?
菊池:寺崎さんは、いつもキチッとしています。
練習に対してもすごく真面目で、見習わなきゃと思っています。
寺崎:菊池はすごくおっとりしてますね(笑)
でも、自転車に乗るとガラッと人が変わるんです!!
力強い先行が、めちゃめちゃ男前でカッコいいですよ。
菊池:恥かしいけどうれしい(笑)
ありがとうございます!
―――養成所時代の息抜きは何でしたか?
寺崎:自由時間は身体のケアに充てていました。
2週間に一度の日曜日は外出ができるので、三島へ日用品を買いに行ったり外食をしたりしていました。
菊池:僕は同期のみんなとワイワイ過ごすのが楽しかったです。
あと、本を読むのが好きなので、毎週土曜日に養成所まで本屋さんが来てくれるのが楽しみでした!恋愛小説が好きです(笑)
寺崎:僕たちの代から「競輪学校」が「競輪選手養成所」になって、以前と規則も少し変わったみたいです。
髪型も坊主じゃなくてOKになりました。
思っていたより娯楽もたくさんありました。
いち早く“S級”の舞台へ!
―――今後の目標を教えてください
寺崎:第1目標は、他の同期がデビューする7月までに、S級に上がることです。
そして、3年以内に地元記念(福井GⅢレース)での優勝を目指しています。
「福井」といえば脇本雄太選手です。
脇本選手と肩を並べられるような選手になりたいです!
菊池:まずは、S級にいち早く上がることが目標です。
競輪選手としての夢は、「グランドスラム達成※」です!
※現時点で、年間6つあるGⅠレースをすべて制覇すること
僕も脇本雄太選手のような先行選手を目指しています。
「西の脇本、東の菊池」!
そんな風に言ってもらえるような選手になりたいです。
―――読者に一言メッセージをお願いします!
寺崎:自分の強みである「スピード」を活かして、結果を残せるよう精一杯頑張ります。
これから応援よろしくお願いします!
菊池:ずっと夢だった競輪選手になることができました。
お客さんに応援してもらえる選手になれるように頑張ります!!
117期の「期待の星」2選手が、いよいよデビュー!!
今後の活躍に注目です!
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