『プロスポーツ競技のまんなかへ』ガールズケイリンの新コンセプトを発表

2022.12.14

12月13日(火)「ガールズケイリンリブランディング第3弾」の発表記者会見が行われ、新たなコンセプトが発表されました。

 

「プロスポーツ競技のまんなかへ」

 

競輪界はガールズケイリンに内在する3つの価値を最大化させ、お客様にとっても、選手にとっても、誰にとってもメジャーな、プロスポーツ競技であることを目指します。

 

【3つの価値とは】

① 世界に通じるスポーツ性

② ファンを魅了するアスリート性

③ 誰もが楽しめるエンターテインメント性

 

 

また、それに伴い新しいロゴマークと新ユニフォームも発表されました。

 

◆ロゴマーク

 

◆新ユニフォーム

ユニフォームは、新たに「KEIRIN」を強調した競技志向でスポーティーなデザインとなります。

 

 

記者会見では小林優香選手(福岡・106期)が登壇し、新ユニフォームを披露しました。

 

 

この新ユニフォームは、12月29日(木)に平塚競輪場で行われる「ガールズグランプリ2022」で出場選手が先行着用し(ガールズグランプリ仕様の特別デザインであり、上記デザインとは細部が異なります)、12月31日(土)を初日とする開催から、すべてのレースで着用されます。

 

★ ガールズケイリン初の新TVCM『This is GIRLS KEIRIN』篇も公開中!

CMギャラリーをご覧ください!

 

 

「ガールズグランプリを頂点とした新たなレース体系」

 

 

2023年度より、ガールズグランプリを頂点とした新たなレース体系を構築します。

 

(1) ガールズグランプリを「GP」

「オールガールズクラシック」「パールカップ」「競輪祭女子王座戦」の3つの4レース以上のトーナメントを「GI」と格付けます。

 

(2) 女子GⅠの優勝者には、ガールズグランプリ出場権を付与します。

 

《2023年度》

 

「パールカップ」 6月13日(火)~15日(木)

第74回高松宮記念杯競輪(岸和田競輪場)

<特色>

・東西別の勝ち上がりで優勝を争うトーナメント。

・東日本地区、西日本地区それぞれの平均競走得点上位者を基本とした計28名(東西各14名)を選抜。

 

「オールガールズクラシック」 10月2日(月)~4日(水)

※女子選手のみによる開催 (開催場は後日発表)

<特色>

・女子GⅠで最多のレース数を誇る最も格式高いトーナメントと位置づける。

・獲得賞金額上位者を基本とした計42名による選考6レース。

・唯一の女性選手のみによる開催として、あっせんによる6レース(2R制×3トーナメント)も併せて実施。

 

「競輪祭女子王座戦」 11月21日(火)~23日(木)

第65回朝日新聞社杯競輪祭(小倉競輪場)

<特色>

・当年のガールズグランプリ出場権を賭けた最後のGⅠ。

・単発競走を除く、決勝1〜3位回数上位者を基本とした計28名を選抜。

 

《2024年度》

 

「オールガールズクラシック」 4月開催(2023年度の開催月から変更)

「パールカップ」 6月開催

「競輪祭女子王座戦」 11月開催

※ 2024年度の日程及び開催場は後日発表

選考基準についてはコチラをご確認ください。

 

 

 

「江畑幸子さんと小林優香選手の対談」

 

記者会見では元バレーボール選手の江畑幸子(えばたゆきこ)さんと小林優香選手の対談も行われました。

 

 

「プロスポーツ」としてのガールズケイリンについて、江畑さんはこのように話しました。

 

女子バレーボールのプロ選手は日本では10人ほどと、ごくわずかです。

バレーボールだけで余裕を持って生活できる選手は、本当に少数です。

ガールズケイリンにはバレーボールから転向した選手も多いですよね。

競技を変える決断には勇気が必要だと思います。

ですが自分の適性を見極めて、早くに決断することも重要ですし、その努力も必要なのかなと感じます。

昨年のガールズグランプリを見て、ルールが詳しくなくてもアツく応援できるスポーツだと感じました。

みなさんの努力が伝わってくる、魅力的なスポーツなので、たくさんの人に見てほしいです。

 

 

小学2年から大学1年生までバレーボールを続け、自転車競技未経験でガールズケイリン選手となった小林選手。

 

私はバレーボールで上を目指すのは難しいと感じた時、ロンドンオリンピックの自転車競技を見て、「これならオリンピックに行けるかもしれない」と思い、この世界に飛び込みました。

競輪学校(現:日本競輪選手養成所)の頃から公言していた「東京オリンピック出場」を達成できてよかったです。

他競技から転向し「第2の人生」としてガールズケイリンを選ぶのも、一つの道です。

ガールズケイリンがもっとメジャーになり、たくさんの人に知ってもらえたら嬉しいです。

 

 

進化を遂げる2023年度のガールズケイリンに、引き続き注目です!!

 

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