【スピードスケート】高木菜那 × 佐藤水菜 後編

2022.10.03

高木 世界選手権や他の大会と比べても、オリンピックの雰囲気は全然違います。
「オリンピックは別物」だと考えた方が良いと思います。

雰囲気にのまれて自分の力を出せない選手もいますし、オリンピックだけが醸し出す独特な雰囲気の中で戦う。
それがオリンピックです。
オリンピックまでの『気持ちの持っていき方』も大切だと思います。

 

 

さとみな オリンピックに出場して何か変わりましたか?

高木 平昌オリンピックでメダルを獲ったあとの知名度が全然変わりました。
街でも声をかけてもらったり、自分のことを知ってもらえるようになりました。
「オリンピックでメダルを獲るって、人生変わるな」と思いました。

とくに金メダルは、どんな人に見てもらっても喜んでもらえるので、「獲れて良かった」と心から思います。
たくさんの人が応援してくれることを、より肌で感じるようになりましたし、それだけ意味のあることなんだと感じています。

 

 

対談の最後に「2人にとってオリンピックとは?」という質問をしてみました。

その答えは…

 

 

 

【取材後記:好きなマンガや“共通の悩み”とは?

 

さとみな 高木さんはマンガが好きだと聞きました。
オススメのマンガを教えてください!

高木 少女マンガだと「覆面系ノイズ」と「クイーンズ・クオリティ」が面白いです。
少年マンガだと「鋼の錬金術師」がイチオシです!
読んでなかったら、ぜひ読んでほしいです!!
“ハガレン”は本当にオススメです。
あと、「金色のガッシュベル!!」も面白い!
アニメだと「名探偵コナン」かな~

 

 

高木 脚が太くなるのイヤじゃない?

さとみな (周りの)みなさんが大きいので、最近は「小さい」と言われるのがイヤになってきました笑
でも、たまに私服を着ると「やっぱり脚細くなりたい…」と思うので、葛藤がすごいです笑

高木 私たち(スケート選手)も基本的には「脚細くなりたい」って、みんな思ってるからね~笑

 

 

左:高木菜那(Nana Takagi)【スピードスケート】

1992年7月2日 北海道中川郡幕別町生まれ
高校卒業後は日本電産サンキョーに所属
2014年 ソチオリンピックで日本代表に初選出
2018年 平昌オリンピックではチームパシュートでオリンピックレコードを樹立
マススタートも併せて、日本の女子オリンピック選手として初の2冠達成
2022年 北京オリンピックではチームパシュートで銀メダル、1,500mで8位入賞
2022年4月5日 現役引退を発表

 

右:佐藤水菜(Mina Sato)

1998年12月7日 神奈川県茅ケ崎市生まれ
2018年 ガールズケイリン114期生として競輪選手デビュー
2020年 自転車競技トラック種目ナショナルチーム入り
2021年 世界選手権で日本の女子初のケイリンで銀メダルを獲得
2022年 全日本自転車競技選手権大会トラックでケイリン・スプリント・500mタイムトライアルの3種目で自身初の日本一となる

    この記事が気に入ったら
    いいね! してね。

    その他のアスリート対談

      おすすめの記事