全日本選抜競輪(GⅠ)の振り返りとウィナーズカップ(GⅡ)の注目選手!
2023.03.06

こんにちは、太田理恵です。
先日、読売新聞社杯全日本選抜競輪(GⅠ)が開催されました。
古性優作選手が優勝し、まずは年末のグランプリへの出場を決めました!
初日の特別選抜予選では、B(バックストレッチライン ※残り半周)で【深谷知広選手―郡司浩平選手―和田真久留選手】のラインが出て、南関勢のラインで決まるかと思いました。
ですが、そこを追った古性選手が、最後の直線では外から内へと巧みにコースを取り、2着まで伸びてきました!
決勝では脇本雄太選手の番手となり、新田祐大選手に※イン粘りをされましたが、しっかりと守りきって最後は脇本選手の先行を差しての優勝となりました。
※前方の選手が、後方にいる目標選手が上昇して外から押さえにきたときに、そのまま内側の位置で粘る戦法
※オレンジの7番車が古性選手、白の1番車が脇本選手
古性選手の“横”の強さ、“※タテ脚”が目立った開催でした!
※前に進む力、伸び脚のこと。
ウィナーズカップ(GⅡ)でも人気の中心になりそうで、目が離せない選手です。
そして私が注目していた守澤太志選手は惜しくも決勝2着となりました。
準決勝では新山響平選手の番手でしたが、Bからは切り替えて自力での“捲り”も見せ、3番手だった成田和也選手と共に決勝への進出を決めました。
決勝では新田選手の番手で内に詰まってしまい、2センターでは6、7番手とかなり厳しい位置になってしまいましたが、最後の直線では内から外へと進路を取って、2着まで伸びました!
惜しくも優勝には届かなかったのですが、“タテ脚”の魅力が見られたレースでした。
気配は抜群で、ウィナーズカップ(GⅡ)こそ優勝を期待します!
そしてもう1人、今回の全日本選抜競輪(GⅠ)で気になったのが、犬伏湧也選手です。
GⅠでは恒例になりつつあるのですが、私は手動で“自力選手”のタイム測定をしています。
(Twitterにてデータ公開中)
全日本選抜競輪(GⅠ)でも自力選手のタイムを測定し、公式に発表されている「上がりタイム(最後の250m)」に加えて、「※HからBの250mのタイム」を測っていました。
※H:ホームストレッチライン、B:バックストレッチライン
高知競輪は500mバンクのため、残り1周のタイムが分かるように測定しました。
あくまで手動の測定なので参考程度なのですが…
連日良いタイムで先行していたのが、犬伏選手(徳島)です!
今回は四国での開催ということで、開催前から注目されていた選手の1人です。
準決勝は惜しくも8着でしたが、他の3日間は1着で力強いレースを魅せてくれました。
後ろの選手が離れて他の選手がはまったり、番手がSS選手という状況でも、1着で押し切りを決めた犬伏選手。
まだ119期の選手で、今後の成長が楽しみな選手です。
強烈なダッシュと長い距離も踏める脚力があり、ウィナーズカップ(GⅡ)での活躍も期待したいです!
ウィナーズカップ(GⅡ)は3月18日(土)から21日(火・祝)、別府競輪場で開催予定です!
ぜひ、上記の3選手に注目してみてください♡
PROFILE
太田理恵
(おおた りえ)
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誕生日:1992年6月22日
出身地:東京都
血液型:B型
身長 :165cm
東京大学大学院卒
ミス・ワールド2014・2015・2020日本大会 特別賞
東京スポーツ ミッドナイト競輪アンバサダー
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