新旧ナショナルチーム対決に注目!「全日本自転車競技選手権大会トラック」
2022.08.22

日刊スポーツで競輪を担当している山本幸史です
8月26~29日に静岡・伊豆ベロドロームで開催される「第91回 全日本自転車競技選手権大会トラック」(以下全日本トラック)のレース情報を、けいりんマルシェさんでもお伝えさせていただくことになりました。
7月末に同じ五輪会場で行われた国際大会「ジャパントラックカップⅠ・Ⅱ」に引き続き、お邪魔いたします。
なお、レース情報については、More CADENCEさんもぜひご参照ください。
(弊紙日刊スポーツもよろしくお願いします・・・ )
今回の全日本トラックは有観客開催です。
18歳以下は入場無料!19歳以上のチケットは当日1500円ですが、現在発売中の前売り券(インターネット決済)なら1000円で観戦できます。
さらに、入場者は隣のサイクルスポーツセンターの割引き特典ありです!
詳しくは日本自転車競技連盟のHPでご確認ください!
競技は最終日を除く26~28日は午後のスタート!
温泉宿でゆっくり夏の疲れを癒やし、翌日はまずサイクルスポーツセンターで遊んで、その後は競技を楽しむ、なんて行程はいかがでしょう?
詳しいタイムスケジュール(予定)を確認の上、伊豆ベロへレッツゴー!!
なお、入場に際しては検温と、健康申告のQRコード提示(スマホがあれば1~2分でできます)など感染拡大防止対策が実施されることがあります。
現地に行きたいけど・・・というそこのアナタ!
YouTubeでもライブ配信されることが決まっています。
ただ、もし可能なら、あの250バンクを駆け抜ける疾走感や、中距離種目で自転車同士が超密集するようなドキドキを、現地で味わっていただきたいと思います。
(今回は26日に開幕する前に、)どんな選手が出るのか、見に行けるのかなど、注目ポイントについて、お答えいたします。
そもそも全日本トラックとは、自転車トラック競技の日本一決定戦。
競輪選手も、学生、企業やチームに所属する選手も同じ土俵で戦います。
世界選手権優勝者が※アルカンシェルを着るように、チャンピオンにはチャンピオンジャージが贈られ、日本王者として他の競技に出場するようになります。
日本初の女子オムニアム種目でアルカンシェルを獲得した梶原悠未選手
※マイヨ・アルカンシェル ( Maillot arc-en-ciel):世界選手権自転車競技大会の優勝者に与えられるジャージ。
白いジャージに5色のストライプが入っている。(フランス語で、虹=アルカンシェル、ジャージ=マイヨ。) チャンピオンは、翌年度の世界選手権大会開催前日まで当該種目の大会において着用し競技することが認められる。
注目ポイントその1!
新旧ナショナルチーム対決に注目!
10月にフランスで開催される、世界選手権を控えている現役ナショナルチームが出場。
ここに代表から一線を退いた脇本雄太と深谷知広がエントリーを表明しています!
脇本雄太といえば、つい先日のオールスター競輪で、史上5人目の完全優勝を成し遂げたばかり。
日本選手権とともに今年の最高峰GⅠを制した競輪界最強の男ですが、7月末のジャパントラックカップⅠでは、山崎賢人、松井宏佑、寺崎浩平、中野慎詞、太田海也らを相手に、ケイリンで優勝しています。
今回もケイリンとスプリントに出場します。
一方、世界選手権代表選考として、さらにはナショナルチーム残留をかけて、現役メンバーも本気モードに入ります。
脇本と現役メンバーのガチ勝負は必見です。
一方、深谷知広は1キロタイムトライアルで小原佑太に挑戦状です。
五輪種目からは外れましたが、養成所の試験科目であり、自転車短距離の根幹をなす種目。
日本にとっては今回夢の1分切り記録がでるか、にも注目です。
注目ポイントその2!
ガールズケイリン久米詩参戦
久米はこれまでもガールズケイリンの合間を縫って競技に参加してきました。
競技を経験していくことでガールズケイリンの成績も上昇していったのです。
マルシェの人気コンテンツ「競輪の詩」でお馴染みの彼女がどんな走りを見せてくれるか注目です。
マルシェファンなら直接応援に行くしかない!!
迎え撃つのは、サトミナこと佐藤水菜。
ガールズケイリンフェスティバルにガールズドリームレースと連続V。
それ以前に競技でも昨年の世界選手権ケイリン銀、今年のアジア選手権ケイリン女王と、ノリにノっている、若き日本のエースと言っていいでしょう。
アジア選手権スプリント女王の太田りゆも、ジャパントラックカップで本調子を欠いていただけに巻き返しに燃えているはず。
そして梅川風子はチームスプリント1走だけでなく個人種目でも実績を積みたいところです。
短距離だけでなく、中距離も含めたトラック種目のエリート、ジュニア、そしてパラサイクリングも開催。
東京五輪と同じ舞台で決まる日本一をみんなで注目しましょう!
★ 詳しいレースリポートはMore CADENCEへ!
日刊スポーツ 山本幸史
競輪記者歴13年半
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