児玉碧衣選手がガールズケイリン初のGⅠ『パールカップ』を制覇!
2023.06.16
6月15日(木)、岸和田競輪場で『第1回パールカップ(GⅠ)』の決勝が行われました。
※『第74回高松宮記念杯競輪(GⅠ)』3日目 第12レース
ガールズケイリン初のGⅠを制したのは、児玉碧衣選手!
3日間全て1着の完全優勝で、年末に行われる年間女王決定戦『ガールズグランプリ2023』の出場権を一番乗りで獲得しました。
白の1番車が児玉選手
レースでは、児玉選手が残り1周前から仕掛け、先頭を駆けたまま1着でゴール。
2着の久米詩選手を4車身離す圧勝。
別格の強さを見せ、ガールズケイリンの新たな歴史に名前を刻みました。
児玉選手はレース後、喜びと安堵の思いをコメント。
先行や捲り、何でもできるように構えて臨みました。
仕掛けた時は「ここで行くしかない」と思い切り踏み、しっかりゴールまで踏むことができました。
3日間、自分で納得のいくレースができたと思います。
『ガールズグランプリ2022』で落車をして、今年なかなかいいスタートを切れず「もうトップで走ることは難しいのかな」と不安になっていましたが、ここで優勝することができて一安心しています。
『ガールズグランプリ2023』出場を一番先に決めることができて嬉しいです。
まだまだガールズグランプリまで、突っ走りたいと思います。
【レース結果】
1着:1番車 児玉碧衣選手(福岡・108期)
2着:2番車 久米詩選手(静岡・116期)
3着:6番車 坂口楓華選手(京都・112期)
4着:4番車 柳原真緒選手(福井・114期)
5着:7番車 那須萌美選手(宮崎・114期)
6着:5番車 荒牧聖未選手(栃木・102期)
落車棄権:3番車 小林莉子選手(東京・102期)
【優勝者・児玉碧衣はこんな選手】
1995年5月8日生まれ、福岡県大野城市出身、現在28歳。
福岡県所属、ホームバンクは久留米競輪場。
2015年7月にデビューし、2016年から2022年まで『ガールズグランプリ』に7年連続出場。
さらに、2018年、2019年、2020年と、前人未到の『ガールズグランプリ』3連覇を達成。
トップに君臨し続け、“女王”の愛称で親しまれました。
しかし『ガールズグランプリ2021』では3着に終わり、昨年は2017年以来のタイトル未獲得。
年末に行われた『ガールズグランプリ2022』では落車し左鎖骨を粉砕骨折と、選手生活で初めての骨折を経験しました。
大怪我を乗り越え、今回の『パールカップ(GⅠ)』を別格の強さで優勝。
ガールズケイリン初のGⅠで“完全復活”を遂げました。
『ガールズグランプリ2023』に向けて、児玉選手の“女王奪還”への道のりから目が離せません!
◆ インタビュー記事「麗しのガールズ」
◆ 詳しいプロフィールや出走情報はコチラ
次回のガールズケイリンの特別レースは、7月15日(土)〜17日(月・祝)に函館競輪場で行われる『ガールズケイリンフェスティバル2023』。
引き続き、『ガールズグランプリ2023』に向けた戦いに注目です!
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