4月30日(火)〜5月5日(日)の6日間、いわき平競輪場（福島県いわき市）で『第78回日本選手権競輪（GⅠ）』が開催されます。

この『日本選手権競輪』は競輪界で初めて“特別競輪”として創設され、歴史も長くファンの間では“競輪ダービー”という愛称で親しまれています。

優勝選手はGⅠ最高額の賞金8,200万円と、年末に行われる『KEIRINグランプリ2024』の出場権を獲得することができます。決勝2着の賞金は4,010万円、3着は2,744万円と他のGⅠやGⅡの優勝賞金に匹敵。“グランプリ出場”を狙う選手たちにとっても、獲得賞金を大きく積み上げるチャンスとなります。GⅠでは最多の出場選手数、162選手が頂点を目指し、アツい戦いを繰り広げます。

その最高峰のGⅠでけいりんマルシェ編集部は若手の2選手をピックアップ！

1人目は2024年の最年少S級S班

眞杉匠選手（栃木・113期）

2018年にデビューした現在25歳の眞杉選手は、昨年『オールスター競輪』『競輪祭』と、2つのGⅠを制覇。

直近の4月20～23日に行われた『ゴールド・ウイング賞（GⅢ）』で今年初優勝。決勝レースでは豪快な“捲り（まくり）”を見せました。優勝インタビューでは「日に日に状態が上向いて、良い流れで“ダービー”に向かうことができます。優勝できるように頑張ります」と意気込みを語りました。その勢いのまま、3回目のGⅠ制覇を狙います。

2023年の『オールスター競輪』優勝時

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２人目は眞杉選手と同期で成長の著しい嘉永泰斗選手（熊本・113期）

4月4日～7日に行われた『桜花賞・海老澤清杯（GⅢ）』決勝では、6番手から圧巻の“捲り”を見せ、S級S班の3選手をはじめ強豪選手を抑えて優勝しました。まだGⅠでの決勝進出経験はありませんが、今回は期待できるのではないでしょうか。

昨年のこの開催は当時27歳の山口拳矢選手が優勝し、若手世代の“ニュースター誕生”となりました。今年も若手世代の“ニュースター誕生”に期待です！

『第78回日本選手権競輪』の勝ち上がり

■「一次予選」：初日（4月30日）と第2日目（5月1日）に15レース実施
1着〜3着の選手が「二次予選」に進出

■「特別選抜予選」：初日（4月30日）と第2日目（5月1日）に3レース実施
1着〜3着の選手が「ゴールデンレーサー賞」、4着〜9着の選手は「二次予選」に進出

■「二次予選」：第3日目（5月2日）と第4日目（5月3日）に7レース実施
1着と2着の選手と、3着の選手から4選手が「準決勝」に進出

■「ゴールデンレーサー賞」：第4日目（5月3日）に1レース実施
出場全選手が「準決勝」に進出

■「準決勝」：第5日目(5月4日)に3レース実施
1着〜3着の選手が「決勝」に進出

■「決勝」：最終日(5月5日)に1レース実施
1着の選手が優勝

特別選抜予選・想定番組

【初日・第11レース】

1番車 松浦悠士選手（広島・98期）

2番車 新山響平選手（青森・107期）

3番車 郡司浩平選手（神奈川・99期）

4番車 武藤龍生選手（埼玉・98期）

5番車 守澤太志選手（秋田・96期）

6番車 香川雄介選手（香川・76期）

7番車 坂井洋（栃木・115期）

8番車 和田圭選手（宮城・92期）

9番車 松井宏佑選手（神奈川・113期）

【2日目・第10レース】

1番車 山口拳矢選手（岐阜・117期）

2番車 南修二選手（大阪・88期）

3番車 清水裕友選手（山口・105期）

4番車 浅井康太選手（三重・90期）

5番車 北井佑季選手（神奈川・119期）

6番車 和田健太郎選手（千葉・87期）

7番車 古性優作選手（大阪・100期）

8番車 東口善朋選手（和歌山・85期）

9番車 嘉永泰斗選手（熊本・113期）

【2日目・第11レース】

1番車 佐藤慎太郎選手（福島・78期）

2番車 眞杉匠選手（栃木・113期）

3番車 犬伏湧也選手（徳島・119期）

4番車 稲川翔選手（大阪・90期）

5番車 深谷知広選手（静岡・96期）

6番車 三谷竜生選手（奈良・101期）

7番車 渡部幸訓選手（福島・89期）

8番車 山田庸平選手（佐賀・94期）

9番車 平原康多選手（埼玉・87期）

決勝レースは、5月5日(日) 第11レース 16:40発走予定です。

優勝して『KEIRINグランプリ2024』の出場権を獲得する選手は誰なのか！？

GⅠ『令和6年能登半島地震復興支援競輪 大阪・関西万博協賛 第78回日本選手権競輪』

日程：4月30日(火)〜5月5日(日)

場所：いわき平競輪場