『第2回オールガールズクラシック』児玉碧衣選手が地元で完全優勝!一番乗りでグランプリ内定!

2024.04.29

4月28日(日)、久留米競輪場にて、ガールズケイリンで最も格式の高いGⅠ『第2回オールガールズクラシック』の決勝レースが行われました。

 

優勝したのは、児玉碧衣選手

レースで児玉選手は5番手から豪快に“捲(まく)り”切り、1着ゴール。地元の久留米競輪場で、3日間全て1着の完全優勝を達成しました。

今回のGⅠを制したことで、「ガールズグランプリ2024」の出場権を一番乗りで獲得。9年連続でのガールズグランプリ出場内定となりました。

 

白の1番車が児玉選手

 

優勝インタビューでは、喜びとファンへの感謝の思いを語りました。

 

 

地元での完全優勝、本当にうれしいです。

2月に体調を崩して、3月の『ガールズケイリンコレクション2024取手ステージ』では7着。「こんなにも(他の選手と)差があるのか」と焦ったのですが、なんとかこの開催に間に合ってよかったです。

“脚見せ”の時から(ファンの)大きな“碧衣コール”が聞こえて本当に力になりました。発走機についた時、緊張はしていましたが、それがほぐれて「優勝しよう」という強い気持ちを持つことができました。

スタート後はけん制が長引き、我慢比べのようになりましたが、道中は冷静に走ることができました。踏み出してからも強い気持ちで行けたことが優勝に繋がったと思います。

これまでで一番じゃないかという声援が聞こえて、3日間120%の力を出し切ることができました。

まだこの力では(自転車競技の)ナショナルチームの選手には勝てないと思うので、気持ちを切らさずに、向上心を持って、練習に励みたいです。これからもたくさんの応援をしていただけるとうれしいです。

※脚見せ:次のレースに出場する選手がバンクを周回すること。

 

 

 

【レース結果】

1着 1番車 児玉碧衣選手(福岡・108期)
2着 2番車 吉川美穂選手(和歌山・120期)
3着 3番車 尾崎睦選手(神奈川・108期)
4着 4番車 柳原真緒選手(福井・114期)
5着 6番車 野口諭実可選手(大分・102期)
6着 7番車 久米詩選手(静岡・116期)
75番車 小林莉子選手(東京・102期)

 

 

 

【優勝者・児玉碧衣はこんな選手】

 

1995年5月8日生まれ、福岡県大野城市出身。2015年7月に108期としてデビューしました。

デビュー2年目の2016年から8年連続で頂上決戦『ガールズグランプリ』に出場。2018年、2019年、2020年には3連覇を達成しました。

ファン投票では昨年まで7年連続で1位と、長年ガールズケイリンを牽引し続けている選手です。

今年は2月から体調不良で調子を崩すも、地元でのGⅠ開催を前に復調。昨年行われたガールズケイリン初のGⅠ『パールカップ』に続き、2回目のGⅠ制覇を成し遂げました。

優勝コメントでもあったように、打倒・自転車競技ナショナルチームに燃える児玉選手。今後もその活躍から目が離せません!

 

 

■児玉選手の詳しいプロフィールや出走情報はコチラ

 

 

次回のビッグレースは、6月11日(火)〜13日(木)に岸和田競輪場で行われるGⅠ『第2回パールカップ』。

この開催を制し、『ガールズグランプリ2024』の出場権を獲得するのは誰になるのか!?

お楽しみに!

 

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