脇本雄太選手が今年初のGⅠ制覇! GⅠ『第66回朝日新聞社杯競輪祭』結果

2024.11.25

11月24日(日) 福岡県の小倉競輪場で、今年最後のGⅠ『第66回朝日新聞社杯競輪祭』の決勝が行われました。

 

優勝したのは脇本雄太選手(福井・94期)!

この決勝では、同県の後輩・寺崎浩平選手の“番手(2番手)”からレースに臨んだ脇本選手。ラスト1周過ぎから“まくった”脇本選手が、迫りくる犬伏湧也選手を振り切って1着でゴール。

今年初めてのGⅠ制覇で、通算8回目のタイトルとなり、12月30日(月)に静岡競輪場で行われる『KEIRINグランプリ2024』の出場権を獲得しました。

 

黒の2番車が選手

 

脇本雄太選手のコメント

この『競輪祭』は“近畿勢”とはあまり相性の良くない開催だったのですが、なんとか払拭できてよかったです。寺崎(浩平)くんを信じて、仕掛けるところを見逃さないように走りました。

「誰か(犬伏湧也選手)が後ろにピッタリついているな」と感じていたので、最後までしっかり踏み切ろうという思いでした。

(寺崎選手とは)これまでGⅠの決勝で3回連携してきたのですが、ようやくうまくいったので、ホッとしています。今開催は、“近畿勢”の後輩に助けられました。このまま気持ちをしっかり保ちつつ『KEIRINグランプリ』に向けて頑張りたいと思います。

 

 

 

【レース結果】

『第66回朝日新聞社杯競輪祭』決勝
11月24日(日) 小倉競輪場 第12レース

1着 2番車 脇本雄太選手(福井・94期)
2着 7番車 犬伏湧也選手(徳島・119期)
3着 1番車 松浦悠士選手(広島・98期)
4着 9番車 浅井康太選手(三重・90期)
5着 3番車 荒井崇博選手(長崎・82期)
6着 8番車 菅田壱道選手(宮城・91期)
7着 5番車 松谷秀幸選手(神奈川・96期)
8着 6番車 村上博幸選手(京都・86期)
9着 4番車 寺崎浩平選手(福井・117期)

 

 

 

【優勝した脇本雄太選手とは?】

 

1989年3月21日生まれの現在35歳、福井県福井市出身

ホームバンクは福井競輪場

 

高校から自転車競技を始め、2008年に競輪選手としてデビュー。

過去には自転車競技の日本代表としてナショナルチームにも在籍し、2016年の『リオデジャネイロオリンピック』と2021年の『東京オリンピック』に出場。『東京オリンピック』では男子ケイリンで7位という成績を残しました。

『東京オリンピック』を最後に自転車競技からは引退し、競輪に専念。

2022年には『KEIRINグランプリ』で優勝を果たし、年間獲得賞金額は3億584万2,300円を記録。公営競技の選手では史上初の3億円超えを達成するなど、唯一無二の成績を残してきました。

今年は3月に行われたGⅡ『ウィナーズカップ』で優勝。賞金ランキングでも『KEIRINグランプリ2024』出場権獲得圏内に位置していた中、今年最後のGⅠを優勝し自ら出場権をつかみました。

近畿の盟友・古性優作選手と臨む『KEIRINグランプリ2024』も、脇本選手の活躍に注目です!

 

■脇本雄太選手の詳しいプロフィールや出走情報はコチラ

 

 

次回のビッグレースは、いよいよ頂上決戦『KEIRINグランプリ2024』!

12月30日(月)に静岡競輪場で行われます。

 

『朝日新聞社杯競輪祭』を終え、『KEIRINグランプリ2024』出場予定選手が決定しました。

 

郡司浩平選手(神奈川・99期)

読売新聞社杯全日本選抜競輪(GⅠ)』優勝

 

平原康多選手(埼玉・87期)

日本選手権競輪(GⅠ)』優勝

 

北井佑季選手(神奈川・119期)

高松宮記念杯競輪(GⅠ)』優勝

 

古性優作選手(大阪・100期)

オールスター競輪(GⅠ)』、『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GⅠ)』優勝

 

脇本雄太選手(福井・94期)

『朝日新聞社杯競輪祭(GⅠ)』優勝

 

眞杉匠選手(栃木・113期)

 

清水裕友選手(山口・105期)

 

新山響平選手(青森・107期)

 

岩本俊介選手(千葉・94期)

 

※補欠:犬伏湧也選手(徳島・119期)

 

 

このレースを制し、今年の賞金王に輝く選手は誰なのか!?開催をお楽しみに!

 

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