12月28日(土) 静岡競輪場で、デビュー3年以内の“若手No.1決定戦”、GⅡ『ヤンググランプリ2024』が行われました。

優勝したのは、纐纈洸翔（こうけつ・ひろと）選手！

レースでは、中野慎詞選手と太田海也選手が白熱の踏み合いを繰り広げる中、ゴール直前で内側のコースから纐纈選手が“差し切って”1着でゴール。

ラストチャンスの『ヤンググランプリ(GⅡ)』で優勝を果たしました。

紫の9番車が纐纈選手

纐纈選手のコメント

優勝できてうれしいです。師匠（鰐渕正利選手）や支えてくれている方々に「ありがとう」と伝えたいです。

師匠から「もし前にいる選手たちの攻防があったら、内側のコースを見て踏め」と言われていたので、一か八かで行った感じです。師匠のアドバイスを生かして頑張りました。

まだGⅠでは歯が立たないので、底上げをして、GⅠで“自力”を出して戦えるように頑張りたいです。

今年は良い１年になったと思います。来年も“自力”を出して戦えるように練習を頑張ります！

【レース結果】

『ヤンググランプリ2024』
12月28日(土) 静岡競輪場 第11レース

1着 9番車 纐纈洸翔選手（愛知・121期）
2着 1番車 中野慎詞選手（岩手・121期）
3着 7番車 東矢圭吾選手（熊本・121期）
4着 2番車 太田海也選手（岡山・121期）
5着 8番車 山口多聞選手（埼玉・121期）
6着 6番車 大川剛選手（青森・121期）
7着 4番車 真鍋智寛選手（愛媛・121期）
8着 3番車 村田祐樹選手（富山・121期）
9着 5番車 後藤大輝選手（福岡・121期）

【優勝した纐纈洸翔選手とは？】

2002年7月8日生まれの現在22歳、岐阜県羽島市出身

ホームバンクは名古屋競輪場

愛知産業大学工業高校（現・名古屋たちばな高校）で自転車競技に取り組み、高校卒業後に日本競輪選手養成所に入所。

日本競輪選手養成所ではゴールデンキャップを獲得し、『卒業記念レース』で優勝。2022年のデビュー後は、同期対決の『競輪ルーキーシリーズ』で好成績を残した選手が出場する『競輪ルーキーシリーズ2022プラス』でも優勝しました。

今年1月にS級へ上がり、6月の福井FⅠでS級初優勝。8月には『オールスター競輪』でGⅠ初出場、9月は『共同通信社杯競輪』でGⅡ初勝利を飾り、『ヤンググランプリ2024』でGⅡ初優勝を成し遂げる、ステップアップの1年となりました。

今回の優勝で注目度が一気に高まった纐纈選手。2025年のさらなる活躍に期待しましょう！

■纐纈洸翔選手の詳しいプロフィールや出走情報はコチラ

今年のグランプリは、残すところあと2つ！

12月29日(日)『ガールズグランプリ2024』

12月30日(月)『KEIRINグランプリ2024』

どちらも静岡競輪場で第11レース、16:30発走予定です。

2024年のNo.1決定戦をお見逃しなく！！