脇本雄太選手が今年最初のGⅠ制覇!史上初の“グランプリスラム”達成 GⅠ『第40回読売新聞社杯全日本選抜競輪』結果

2025.02.25

2月24日(月・祝) 愛知県の豊橋競輪場で、2025年最初のGⅠ『第40回読売新聞社杯全日本選抜競輪』の決勝が行われました。

 

優勝したのは、脇本雄太選手

レースでは、最終2コーナーから寺崎浩平選手が仕掛け、寺崎選手の“番手”に付いた脇本選手が最後の直線でかわして1着でゴール。

優勝賞金4,190万円(副賞込み)と『KEIRINグランプリ2025』の出場権を一番乗りで獲得しました。

 

脇本選手は今回の結果をもって、6つあるGⅠ開催の全てで優勝する“グランドスラム”を達成!2022年10月に達成した新田祐大選手以来、5人目の記録となります。

さらに脇本選手は2022年に『KEIRINグランプリ』でも優勝しているため、全GⅠとグランプリを優勝する競輪選手史上初の“グランプリスラム”達成という偉業も成し遂げました!

 

※“グランドスラム”達成者
井上茂徳さん(1988年6月)、滝澤正光さん(1990年11月)、神山雄一郎さん(1999年3月)、新田祐大選手(2022年10月)、脇本雄太選手(2025年2月)

 

紫の9番車が脇本選手

 

脇本選手のコメント

今開催は、近畿の仲間に助けられて取ることのできたタイトルだと思います。

記念(GⅢ)を初めて優勝したのも豊橋競輪場だったので、すごく思い入れが強い場所です。

(史上初の“グランプリスラム”を)周りから期待されていて、プレッシャーもありましたが、どうにかしてその期待に応えたいという一心でした。

みんなからは、「もっと早く(全GⅠのタイトルを)取るんじゃない?」と言われていたので、ちょっと遅れましたが(笑)、うれしいですね。

今後もしっかり近畿を支えて頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします!

 

 

 

【レース結果】

『第40回読売新聞社杯全日本選抜競輪』決勝
2月24日(月・祝) 豊橋競輪場 第12レース

1着 9番車 脇本雄太選手(福井・94期)
2着 7番車 寺崎浩平選手(福井・117期)
3着 3番車 深谷知広選手(静岡・96期)
4着 2番車 吉田拓矢選手(茨城・107期)
5着 6番車 村田雅一選手(兵庫・90期)
6着 4番車 南修二選手(大阪・88期)
7着 1番車 古性優作選手(大阪・100期)
8着 8番車 三谷将太選手(奈良・92期)
9着 5番車 眞杉匠選手(栃木・113期)

 

 

 

【優勝した脇本雄太選手とは?】

 

1989年3月21日生まれの現在35歳、福井県福井市出身

ホームバンクは福井競輪場

 

高校から自転車競技を始め、2008年に競輪選手としてデビュー。

過去には自転車競技のナショナルチームにも在籍し、2016年の『リオデジャネイロオリンピック』と2021年の『東京オリンピック』に出場。『東京オリンピック』では男子ケイリンで7位という成績を残しました。

 

『東京オリンピック』を最後に、自転車競技からは引退し、競輪に専念。

2022年には『KEIRINグランプリ』で優勝を果たし、公営競技の選手では史上初の年間獲得賞金3億円超えを記録しました。

昨年は最後のGⅠ『朝日新聞社杯競輪祭』で優勝し、『KEIRINグランプリ2025』に出場。今年最初のGⅠも制し、史上初の“グランプリスラム”達成という偉業を成し遂げた脇本選手は、今後どんな活躍を見せてくれるのか!?目が離せません!

 

■脇本雄太選手の詳しいプロフィールや出走情報はコチラ

 

 

次回のビッグレースは、3月20日(木・祝)〜23日(日)に伊東温泉競輪場で行われるGⅡ『第9回ウィナーズカップ』。

優勝し、獲得賞金を積み上げる選手は誰なのか!?引き続き『KEIRINグランプリ2025』に向けた戦いに注目です。

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