吉田拓矢選手が2度目のGⅠ制覇! 『第79回日本選手権競輪』結果

2025.05.05

5月4日(日・祝)、名古屋競輪場でGⅠ『第79回日本選手権競輪』の決勝が行われました。通称“ダービー”と呼ばれる今開催は、GⅠタイトルの中でも“最も格式の高いタイトル”と位置付けられています。

 

優勝したのは、吉田拓矢選手(茨城・107期)

このレースで2着となった眞杉匠選手(栃木・113期)と“関東ライン”を組んだ吉田選手。眞杉選手の“番手(2番手)”から抜け出し1着でゴール。

2021年11月の『朝日新聞社杯競輪祭』以来、2度目のGⅠ制覇を達成しました。これで年末に行われる『KEIRINグランプリ2025』の出場権と優勝賞金9,400万円(副賞込)を獲得しました。

 

紫の9番車が吉田選手、赤の3番車が眞杉選手

 

優勝コメント

まだ、優勝した実感がわかないです。決勝は、眞杉(匠選手)についていくだけでした。

一走一走、走るのに必死だったので、(優勝という結果に)「まさか」という気持ちです。1着でゴールした瞬間も「信じられない」という思いで、喜び方が分かりませんでした。

眞杉とは『読売新聞社杯全日本選抜競輪(GⅠ)』の決勝でも連携しました。今回も仲間に助けられて勝つことができて本当にうれしいです。

悪い時も応援してくださるファンの方々がいるので、腐らずにここまでこられたんだと思います。ありがとうございます!

 

 

【レース結果】

『第79回日本選手権競輪』決勝
5月4日(日・祝) 名古屋競輪場 第11レース

1着:9番車 吉田拓矢選手(茨城・107期)
2着:3番車 眞杉匠選手(栃木・113期)
3着:1番車 古性優作選手(大阪・100期)
4着:6番車 阿部力也選手(宮城・100期)
5着:7番車 松井宏佑選手(神奈川・113期)
6着:2番車 新山響平選手(青森・107期)
7着:4番車 浅井康太選手(三重・90期)
8着:5番車 岩本俊介選手(千葉・94期)
9着:8番車 菅田壱道選手(宮城・91期)

 

 

【優勝した吉田拓矢選手とは?】

 

1995年5月7日生まれ、茨城県出身の現在29歳

ホームバンクは取手競輪場

 

父(吉田哲也さん)、叔父(吉田伸二さん)が元競輪選手であり、弟の昌司選手(111期)、有希選手(119期)も競輪選手という競輪一家で生まれ育った吉田選手。

2015年に107期としてデビューすると、2016年には『高松宮記念杯競輪』でGⅠに初出場し、2017年の『高松宮記念杯競輪』では初のGⅠ決勝進出。

2021年には『朝日新聞社杯競輪祭』でGⅠ初優勝を達成し、26歳という若さで『KEIRINグランプリ』に初出場しました。

競輪界最高峰のGⅠである今開催を制して“ダービー王”に輝き、4年ぶりの『KEIRINグランプリ』の出場権を獲得した吉田選手。今後の活躍に注目です!

 

■吉田拓矢選手の詳しいプロフィールはコチラ

 

 

次回の特別競輪は、6月17日(火)〜22日(日)に岸和田競輪場で行われる『第76回高松宮記念杯競輪』。優勝する選手は誰なのか!?開催をお楽しみに!

 

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