阿部拓真選手が大金星のGⅠ初優勝!! 『第67回朝日新聞社杯競輪祭』結果

2025.11.25

11月24日(月・休)、小倉競輪場で今年最後のGⅠ『第67回朝日新聞社杯競輪祭』の決勝が行われました。

 

優勝したのは阿部拓真選手!

決勝で、阿部選手は107期の同期・吉田拓矢選手と連携し、最後の直線で吉田選手の“番手”から抜け出して1着でゴール。

504通りある3連単のうち最低人気で、35万990円という超高配当となりました。

 

緑の6番車が阿部選手

 

阿部選手はデビュー10年目にして今開催で初めてGⅠの決勝に進出し、初のGⅠ優勝を達成!

今年のラストチャンスで、自身初となる『KEIRINグランプリ』出場権を獲得しました。

 

 

優勝コメント

これは夢ですか?本当に、夢見心地です。

決勝で、自分は圧倒的に弱い立場だったので、とにかくレースについていくことに集中しました。

まさか1着を取れるとは思っていませんでしたが、(吉田)拓矢が良い仕掛けをしてくれて、チャンスを作ってくれました。

最後、荒井(崇博)さんを差せたことは分かったので、「マジか…」って感じでしたね(笑)。

開催の後半戦はツキがあって決勝まで来られて、決勝でも良い選手の後ろを回れるツキがあって優勝できました。

グランプリのことは、まだ何も考えられないですが、頑張ります。

一番(車券の)人気がない中でも、ファンの方々がしっかり声援を送ってくれて力をもらいました。

S級S班になる準備はまだできていないですが、自分らしく、気負うことなく頑張りたいと思います!

 

 

 

【レース結果】

『第67回朝日新聞社杯競輪祭』決勝
11月24日(月・休) 小倉競輪場 第12レース

1着 6番車 阿部拓真選手(宮城・107期)
2着 2番車 荒井崇博選手(長崎・82期)
3着 3番車 松井宏佑選手(神奈川・113期)
4着 4番車 山田久徳選手(京都・93期)
5着 7番車 山田英明選手(佐賀・89期)
6着 9番車 松本貴治選手(愛媛・111期)
7着 1番車 古性優作選手(大阪・100期)
8着 5番車 吉田拓矢選手(茨城・107期)
失格 8番車 渡部幸訓選手(福島・89期)

 

 

 

【優勝した阿部拓真選手とは?】

 

1990年11月3日生まれの現在35歳。

ホーム競技場は宮城県自転車競技場。

 

高校から自転車競技を始め、法政大学に進学。2015年に107期としてデビューしました。

2017年にS級へ特別昇級し、2018年に特別競輪(GⅠ、GⅡ)初出場。

これまでGⅠは7回、GⅡには5回出場し、今開催が特別競輪で初めての決勝進出でした。

決勝では3連単の最低人気から優勝を果たすという大金星をあげた阿部選手。

年末の『KEIRINグランプリ』では、北日本地区から唯一の選出となりました。

自身初の『KEIRINグランプリ』、そして2026年はS級S班として戦う阿部選手の活躍に注目です!

 

■阿部拓真選手の詳しいプロフィール

 

 

次のビッグレースは、いよいよ年間王者決定戦の『KEIRINグランプリ2025』!12月30日(火)に平塚競輪場で開催されます。

『第67回朝日新聞社杯競輪祭』が終了し、『KEIRINグランプリ2025』の出場予定選手が決定しました!

 

脇本雄太選手(福井・94期)

・GⅠ『読売新聞社杯全日本選抜競輪』優勝

・GⅠ『高松宮記念杯競輪』優勝

 

吉田拓矢選手(茨城・107期)

GⅠ『日本選手権競輪』優勝

 

寺崎浩平選手(福井・117期)

GⅠ『オールスター競輪』優勝

 

嘉永泰斗選手(熊本・113期)

GⅠ『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』優勝

 

阿部拓真選手(宮城・107期)

GⅠ『朝日新聞社杯競輪祭』優勝

 

古性優作選手(大阪・100期)

 

眞杉匠選手(栃木・113期)

 

郡司浩平選手(神奈川・99期)

 

南修二選手(大阪・88期)

 

※補欠:松本貴治選手(愛媛・111期)

 

年末の大一番を制し、今年の賞金王に輝く選手は誰なのか!?

『KEIRINグランプリ2025』の開催をお楽しみに!

 

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