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デイリースポーツ「KEIRIN屋」小林莉子 12/28立川 地元GP絶対出る!!

2019.11.18

※この記事は、2019年11月12日付けのデイリースポーツ「KEIRIN屋」に掲載されたものです

 

 

小林莉子 12/28立川 地元GP絶対出る!!

今回のKEIRIN屋はガールズグランプリトライアル(19~21日・小倉)に出場する小林莉子(26)=東京・102期・L1=を直撃。

初代ガールズ女王が、ホームバンクの立川で12月28日に開催されるガールズグランプリ出場への意気込みを力強く語ってくれた。

(取材、構成・松本 直)

 

メインph・地元開催のガールズグランプリ出場を目指す小林莉子(撮影・三好信也)

 

 

今年好調の初代女王 4年ぶり出場&7年ぶりV目指す

昨年の敗北を糧に

―ガールズケイリンの賞金女王を決めるガールズグランプリ(GP)。今年の舞台はホームバンクの立川。4年ぶり3回目の出場へ正念場だ。

「今年は絶対にガールズGPへ出たいですね。施行者さんから立川でのグランプリシリーズ開催が決まったと聞いたときから『絶対に出る』と思って頑張っている。前回、立川で開催されたとき(16年)は補欠で前検日だけ検車場に来て悔しい思いをした。今回は同じ思いをしないように、小倉のガールズグランプリトライアルまで、一戦一戦頑張っていきたい」

 

ガールズグランプリ初代チャンプに輝いた=12年

 

―今年は年頭から順調。6月の四日市では児玉碧衣、石井寛子、梅川風子ら強敵相手を撃破して優勝した。

「昨年のトライアルで決勝にも乗れず、最終日の選抜でも1着が取れなかった。このままじゃ立川のガールズGPに出場することさえ難しいと思った。そこからですね。練習内容を変えたのは。昔は朝から夕方までずっと競輪場にいたけど、最近は量より質。強度の高い練習を短時間集中でやるようになった。その結果が今年前半の成績につながったと思う」

 

 

鎖骨骨折もすぐ復帰

―いいことばかりではない。8月のアルテミス賞(名古屋)で落車して右鎖骨を骨折。すぐに復帰したが、現状の感じは?

「落車したときに鎖骨が折れているのは経験で分かった。自分の右肩が顔に近づいていたし、骨も肩の上に上がっていた。でもアルテミス賞はファン投票で選んでもらい出場した大会。最後までゴールはしたかったので自転車を担いでゴールした。かなり痛かったですけどね。レース後、同じレースを走っていた梶田舞さんが、神山雄一郎さんにいい病院を聞いてきて、自分に教えてくれた。そのおかげで落車した2日後に手術をして、3日後には練習を再開できた。8日後には松阪でレースを走れた。いろんな人に感謝ですね」

 

ガールズ1期生「3年で終わる」の声を覆し8年目「今の状況はうれしいです」

3期生が刺激に

―ガールズケイリン1期生として12年7月デビュー。選手生活も8年目に突入した。最近のガールズケイリンについてどう思う。

「8年ですか。レースが面白くなっていますよね。1期生だけで走っていた頃は一列棒状のレースが多かった。その頃と比べると、競走タイムも格段に上がっている。流れが爆発的に変わったのは3期生。(小林)優香、奥井(迪)さん、石井(貴子)さんの存在が大きい。レース形態も変わったし、売り上げも上がった。自分もこのままじゃやばいと思ってレーススタイルを変えました。最初の頃は『ガールズケイリンは3年で終わる』と言われていたし、今の状況はうれしいですね」

 

 

もう1回獲りたい

―最後に勝負駆けとなるガールズグランプリトライアルへの意気込みを。

「アルテミス賞のときは賞金の事を意識し過ぎて落車した。ガールズグランプリトライアルは1つ1つ精いっぱい走るだけ。その結果で予選をクリアできれば。決勝に乗れれば優勝することを考えて頑張りたい。ガールズGPは特別なレース。1期生だけのときだけど優勝できた。もう1回獲りたいって気持ちもあるし、地元立川の選手が出場しないのは寂しいし、気持ちを入れて頑張ります」

 

 

 

小林莉子(こばやし・りこ)
1993年3月26日生まれ、26歳。東京都あきる野市出身。東海大菅生高卒。
163cm、59kg。
102期生として日本競輪学校(現・日本競輪選手養成所)に入学。2012年7月平塚で48年ぶりに復活したガールズケイリン第1戦(平塚)でデビューしていきなり優勝。ビッグレース優勝はガールズグランプリ(12年12月京王閣)。
通算成績は619走243勝、2着177回、3着120回。通算獲得賞金額は8842万4800円(11日現在)。

 

◆ ガールズ賞金ランキング

1 児玉 碧衣 1694万0000円
2  石井 寛子 1649万4000円
3 石井 貴子(106期) 1436万0000円
4 佐藤 水菜 1328万9100円
5 梅川 風子 1269万2000円
6 小林 莉子 1169万5100円
7 奥井  迪 1161万2000円
8 尾崎  睦 1146万1300円
9 梶田  舞 1067万1100円
10 山原さくら 1045万8100円
11 細田 愛未 1038万5000円
12 長澤  彩 1032万4000円
13 大久保花梨 949万1100円
14 荒牧 聖未 877万4000円
15 中川 諒子 876万9000円

※11日現在。3位の石井貴子は千葉。9位の梶田舞はガールズグランプリトライアル不出場。

 

◆ガールズグランプリ出場条件

出場枠は「7」。ガールズグランプリトライアル優勝者2人と、トライアル優勝者2人を除く、選考用獲得賞金上位5人が出場。
現在、賞金ランク6位の小林莉子はトライアル優勝なら自力でグランプリ出場。
優勝を逃してもランク上位の選手が優勝なら出場可能。

 

 

 

記者のポケットメモ

結婚相手❤︎募集してま〜す
クマみたいな人で主夫してくれたら理想

1期生としてガールズケイリンをけん引してきた小林の話はどれも興味深かった。一問一答では扱えなかったが、個人的に気になったのは選手の結婚事情だ。

現役の1期生では加瀬加奈子田中麻衣美中川諒子田口梓乃大和久保美(登録番号順)の5人が結婚している。小林に結婚観を聞いてみると「結婚、難しいですよね。ガールズケイリンと結婚生活の両立は難しい。理解してもらえるのは同業者になってしまうのかな。結婚して出産して復帰まで考えるとなかなか厳しい。まぁ相手はいないんですけどね」と大笑いしながら話してくれた。

取材の最後に「結婚相手募集してますよ。クマみたいな人で、主夫してくれる人が理想です」とかなり限定された好みを告白してくれた。ガールズグランプリの出場切符だけでなく、小林の恋の行方も少し気になってしまった。
(関東競輪担当・松本 直)

 

 

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